デパートも主役交代
私がブログをサボっている間に、以前に流通関係者なら必ず知っているデパート店舗の閉店が決定しました。時代が変化し、時代に合わなくなってきているで業態のデパートは数年前のそごうの破綻などをへて業界の編成が行なわれ、なんと阪神と阪急が組むと言う信じられない事も起きました。おかげで大阪梅田の阪神百貨店の地下食品売り場から阪急へも1直線ですぐ行けるようになりました。
先月末に日本で最高の立地といわれる東京銀座有楽町にある有楽町マリオンの西武百貨店が今年の12月25日をもって閉店すると言うニュースが流れました。その後、京都の四条河原町にある阪急京都店も閉店することになり、同じ京都の河原町ビブレも閉店が決まったようです。
阪急は私が高校のころできたと思うのですが学生時代に河原町へ行くと黒の外観がおしゃれでエレベーターが上がっていくのを見ておりました。昨年ぶらりとよって見て、こんなに小さい店だったかなとビックリして、難しそうだなと思っていたらやはり、こうなりました。
有楽町西武は私が社会人になった年の秋、滋賀県内の各地から「若手後継者等体験研修」というのがございまして、西友大津店と西武大津店へ約1ヶ月研修に行きました。
そのとき、「これからは物売りでだけではなく店舗からの情報発信。」と言われ「そのコンセプトで有楽町西武がもうすぐオープンします。」と紹介されたのを覚えています。あれから早26年余り、27年目で閉店する事が決定しました。若い頃商店街で東京へ研修旅行に行きましたが立ち寄ったことを覚えています。映画館も当時としては設備が全然違っていました。
ちなみにマリオンのもう一つの店舗である阪急は東京の一等地に持つ意義もあり残すそうです。
新しい店舗の代表であった有楽町西武、そのあとできた西武塚しん、長浜楽市。新しいコンセプトで話題を集めた店舗は黒字になることも殆どなく、静かに役目を終え、新たな形に生まれ変わって行きます。