明日から冬のオリンピック
市長選は何か静かですね。よく考えたら長浜市は合併で今までより何倍も大きくなりました。それなのに選挙カーは各候補に1台しか許されていません。広範囲を周るのですから当然今までより選挙特有の「***でございます。」を聞くことができる確率は下がります。本当はこれでじっくりと各候補の公約などを見るほうがいいのかもしれません。
さて、選挙の前日である明日から冬のバンクーバーオリンピックが始まります。バンクーバーは雪不足でよそから雪を運んで会場設営しているとか。それに対してアメリカのワシントンは135センチの積雪。ニューヨークも70センチ。なんとも皮肉なものです。
さて、冬のオリンピックといえば長野大会。あれから早12年もたったのですね。にもかかわらず、日本選手団はジャンプなどはそのときの選手団に頼らなければならないのが現状です。
92年のアルベールビル(フランス)大会を最後にオリンピックは夏と冬を2年おきに開催することになりました。つまり冬はワールドカップやアジア競技大会と同年開催となったわけです。この年は冬と夏にビックイベントを楽しめるんですね。
冬の大会も最近は中国や韓国が強くなりました。特にショートトラックなど新しい種目は韓国が強いですね。今までの獲得メダル総数も日本より韓国や中国のほうが多いかもしれません。
日本は長野大会は大活躍で10個のメダルでしたが、次のソルトレイクは清水の銀、里谷の銅の2個。続くトリノは荒川の金1個でした。
私が知っているオリンピックは72年の札幌が最初。70M級(現在はノーマルヒル)ジャンプの笠谷、金野、青地で金銀銅を独占したのを思い出します。その後は長野五輪の次の年の世界選手権で同じことがありましたが世界の日本いじめのルール改悪で日の丸飛行隊は弱くなります。
続く、76年インスブルック(オーストリア)大会はメダルどころか入賞者ゼロ。
80年レイクプラシッド(アメリカ)大会は八木が70M級ジャンプで銀を分け合い、秋元が4位でした。
84年サラエボ(ユーゴスラビア・当時)は社会主義国初の冬の大会。ちなみに札幌はそのときの誘致でサラエボに敗北しております。スピードスケートで期待された黒岩に変わり北沢が500Mスピードスケートで銀メダル。
88年カルガリー(カナダ)大会は黒岩が雪辱の銅メダル。ちなみにオープン種目ながらショートトラックで女子500Mで獅子井が金メダルでした。伊藤みどりが女子フィギャーで6位入賞ながらメダリストが出るエキシビションに特別出演しました。
92年のアルベールビル(フランス)大会は日本がメダルを量産。札幌以来の金メダルをノルディックスキー複合でとりました。伊藤みどりが銀メダルでした。
94年リレハンメル(ノルウエー)大会は複合団体が連覇。しかし、ジャンプ団体は原田が最後に痛恨の失敗ジャンプで銀メダル。ちなみに原田は前年の世界選手権でノーマルヒルの個人で金を取っていました。
98年長野大会は感動の嵐でしたね。金はジャンプラージヒルで船木、団体で日本チーム、スピードスケート男子500Mの清水、ショートトラック男子500Mの西谷、フリースタイルスキー女子モーグルで里谷。特にジャンプの団体とラージヒルの原田は感動でした。ラージヒルの原田のジャンプはすごかった。NHKの工藤三郎アナウンサーの「立て!立て!立ってくれ!・・・立った・・・・・。」の名実況は忘れられません。
今年はどんな名実況が生まれるのか楽しみであります。