カーリングとカルム(カロム)
バンクーバーオリンピック。日本選手はメダルをいくつか取ったものの君が代はまだ聞けていません。韓国や中国は金メダルはもちろんほかのメダルも量産です。
そんな世界最高峰の競技の中で唯一ゆっくり見ていられるのはカーリングです。結構面白いですね。ルールもようやくわかってきました。10エンドの中で先攻後攻をどちらがとるかの駆け引きのし合いはまさに「氷上のチェス」と言えるでしょう。
普通の団体スポーツはアイスホッケーなどでも代表選手は個人能力の優れた選手を選りすぐって決めますが、カーリングは、そういった選手を集めても難しいのか、各チームからサッカーのように選手を招集するのではなくチームで代表を決めます。これも面白いとこです。日本はそれでチーム青森が出場しています。
この競技はランキングはあまり関係ないのかサッカーの日本Vsブラジルのように最初から勝負が決まるということはありませんので、これもいいですね。
さて、話は変わり、滋賀県でも彦根以北で長浜近辺にしかないカルム(カロム)という遊び。ご存知の方も多いと思います。昭和63年に彦根青年会議所がまちおこしの一環としてこれの全国大会を開催しました。早20年以上、大会は毎年盛況に行われているようです。
正月に妹たちが帰省したときに甥らとカルムをしました。母が2年前にそれぞれの孫の家にカルムをプレゼントしました。今津の妹の夫もカルムは知らなかったそうで、やはり、この辺だけのものなのですね。
横浜の妹の子はカルムを友達に教えたら友達が皆、面白いらしくて、毎日のように家へ来てやっていたらしいです。おかげで甥っ子はスター扱いだそうです(笑)。
カロムも単に駒を入れていけばいいのではなく、散らかり方、王球の位置などを考えなければなりません。普通のテレビゲームより屋内で行うには非常に健全な遊びかもしれません。
カロムを普及させることでは彦根に先を越されましたがカロムを子供たちにもっと広めることは、非常にいいのではないかと思います。
ちなみにカロムは大手門通り商店街の笹野印業さんや博物館通り商店街の太丸屋さんで販売しています。