アジアの躍進
昨日、スピードスケートの男子500Mで長島、加藤が銀と銅メダルを取りました。2個のメダルはアルベール五輪以来のことでうれしいことです。金メダルは韓国の選手。4位も韓国の選手でした。すごいですね。
それでもひとつ気になったのがテレビの表示でした。
金メダルはWINNER(つまり勝利者)、銀メダル・銅メダルは2nd place,3rd placeと書いていてやはり1番にならないと勝利者ではないんだと改めて知りました。
韓国はショートトラックが強いのですが、そのコーナーリングの技術をうまく取り入れて強くなっているようです。今日の女子500Mでも韓国の選手が優勝。男女アベックでの同じ国の優勝は500Mでは初めてだそうです。
フィギャーのペアでも中国が優勝。歴代のメダル獲得数でも中国や韓国はすでに日本を上回っていると思います。
今から約20年位前だと思いますが、夏と同じように冬季アジア大会が開催されることになりました。当時は日本以外で世界とまともに戦える国はありません(日本もまともに戦えるのはごく一部の種目のみでしたが)。日本の力がずば抜けていたのでアジア大会の特別ルールができました。
それは、「メダルは一つの国で2個まで」つまり、3人の選手が出ていて1位から3位までを独占しても金と銀だけで銅メダルは4位が繰り上げてもらえるということです。そしたら各国2人までの代表にしたらいいのにと思いますが、そうしたら選手が少なすぎて大会にならなかったのです。
そんな感じで日本が金・銀をとり、中国や韓国の選手が繰り上げ銅メダルだったのが3回目のハルビン大会から変わってきました。
今では日本が繰り上げ銅メダルの恩恵にあずかることがあるようです。
韓国は平昌(ビョンジャン)が冬季五輪に立候補して次回開催地のソチに敗れましたがまた立候補するようです。これくらい強いと十分資格があるような気がします。