橋下批判

テーマ:政治・経済
今日(23日)の産経新聞「正論」は現代史家の秦邦彦氏が寄稿していた。タイトルは「橋下発言の核心は誤っていない」です。そこには大いに納得するものがありました。興味のある方は是非読んでほしいと思いますが、抜粋して記します。


“橋本発言の核心と思われるのは ①「軍自体が、暴行・脅迫をして・・・女性を拉致したというそういう事実は今のところ証拠で裏付けられていない」②「当時慰安婦制度は世界各国の軍は持っていたんですよ」③「なぜ日本のいわゆる従軍慰安婦問題だけが世界的に取り上げられるのか」以上3点である。


筆者は次のような理由から強制連行はなかったと断定したい。


①について、過去裁判所で紹介された彼女たちの陳述に、家族、隣人、友人等第三者の目撃証言が登場した例は皆無である。次に、戦中のソウルの新聞に「慰安婦至急大募集。月給300円以上、本人来談」のような業者の募集広告がいくつも発見されている事実。当時日本兵の月給は10円前後だった。しかも警察官の7割以上が朝鮮人が占めていた朝鮮総督府が、植民地統治の崩壊を招きかねないリスクを許可したとは思えない。


②と③については、第二次世界大戦ばかりでなく朝鮮戦争やベトナム戦争中も参戦諸国が慰安所ないし類似の施設を運営したのは紛れもない事実だ。朝鮮戦争時の慰安婦事情は金貴玉(漢城大学教授)氏の調査でもわかる。この調査では、メディアは沈黙し、進歩的男性達からは「身内の恥をさらし日本の極右の弁明材料にされる」と警告されながらも彼女はひるまず調査を続けた。


ソウルの日本大使館前で毎週水曜日に挙行される慰安婦デモに同行した学生たちは、「日本を批判すると同時に、韓国人も歴史認識について反省しなければ」と発言するようになり韓国の国家権力を批判している。


日本国内では、教科書に載せるべきだと主張する自虐派、「極右」の弁明かと誤認されるのを恐れて沈黙する政治家たちという裏返しの構図は、今後もマジョリティーとして変わらず、橋本バッシングに励みそうな気がする。”


5月13日の橋下発言の時から私は同感するところがありました。中国・韓国は「過去の歴史を直視せよ」と云いますが、直視どころか歴史を改ざん・捏造し日本の国土を盗み取ろうとするのがそれらの国なのです。


歴史認識問題の解決にはそれぞれの国の歴史家が集まり確かな資料を基に事実を検証する所から始めるべきだと思うのですが?難しいでしょうねェ⁉

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脇阪宏一
真宗大谷派
西蓮寺住職
38年の教職生活を基に、市議会議員2期務めさせていただきました。
現在住職の傍ら健全な青少年の育成を願って、"明るく・楽しく・元気よく"をモットーに、スポーツ少年団バレーボールチーム「長浜パンサーズ」の指導をスタッフと共にしています。
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