新島八重

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今日(10日)は昨日買って置いた桜井よしこ著;「日本人の魂と新島八重」を一気に読みました。失われつつある日本人の心を思いつつ、多くの人に是非読んでいただきたいと思いました。


そこには、新政府軍に敗れたが武士道精神を持ち続けた会津藩の人々の気高い生きざまとその背景を「新島八重」を中心に克明に記されています。


感銘したことは、幼年期に各家庭に「幼年者心得之気廉書」という17箇条の心得集を配布し男女を問わず躾の徹底をしたことです。


次いで6歳になると近所の子供たちで組織する「什(じゅう)」という組(班)の一員となり、そこで集団生活の心得を学びます。10歳になると天下の藩校「日新館」に入学し15歳までさらに会津魂(武士道)を磨いたのです。


このように会津藩では幼児期から段階を踏んで一貫教育を行っていたのです。今日の日本国が見習うべきことだと思います。以下に「什」の掟を口語訳で記します。

1.年長者の言うことに背いてはなりませぬ
2.年長者にはお辞儀をしなければなりませぬ
3.嘘を言ってはなりませぬ
4.卑怯な振る舞いをしてはなりませぬ
5.弱い者をいじめてはなりませぬ
6.戸外で物を食べてはなりませぬ
7.戸外で婦人と言葉を交わしてはなりませぬ
  ならぬことはならぬのです

これが有名な、会津藩武士道の基本精神です。


他の掟も口語で記されています。そこには、日本人の心から失われつつある大切なことが記されています。後日再度読むつもりです。


昨年の大河ドラマは見ることがありませんでしたが、今年の「八重の桜」は是非見ようと思っています。




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脇阪宏一
真宗大谷派
西蓮寺住職
38年の教職生活を基に、市議会議員2期務めさせていただきました。
現在住職の傍ら健全な青少年の育成を願って、"明るく・楽しく・元気よく"をモットーに、スポーツ少年団バレーボールチーム「長浜パンサーズ」の指導をスタッフと共にしています。
練習会場は長浜小学校体育館で週2回(土・日午前中)です。
現在長浜市内51名の男女児童が参加しています。
参加希望者は何時でも受け付けます。


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