感想
今、オリンピック出場(上位3チーム)を懸けたワールドカップ女子の闘いが始まっています。連日テレビを通して見ることが出来ます。今日(13日)はセルビアと韓国戦を見た感想を記します。
セルビア戦は単純に高さとパワーに負けた試合だと思います。日本が勝つには目に見えるミスを出さずに針の穴を通すようなバレーをしなくてはなりません。しかし、セルビア戦ではサーブカットはまったく出来ず、チャンスボールはセッターに返らず、結果は3-0で完敗でした。
韓国戦はサーブで崩すことが出来、サーブカットはしっかりとセッターに返っていました。こうなれば日本のバレー(正確なコンビバレー)が出来ます。結果は3-0で日本の勝利でした。やはりバレーの基本はサーブで潰し、サーブで潰されないチームつくりです。次いで目に見えるミスを出さないことです。
ちなみに、この韓国にも10年近く前まではなかなか勝つことが出来ませんでした。柳本、真鍋両監督になってようやく勝つことが出来るようになりました。
これは指導力の問題です。そのベースは昨年の11月14日にも記しましたが、彼らが学生時代に学んだ監督(上野尚志)の力だと思います。私は男子も女子も今や上野バレーが大きく開花したものと思って見ています。
今日は世界ランキング1位のブラジル戦です。先に述べてように、日本のやるべきことが出来ればチャンスはあると思います。さてどうなるでしょう?