管理職人事
今年も教職員の人事異動の時期になって来ました。そこで、1月30日付けの産経新聞に「教頭ほとんど組合推薦」の見出しがありました。読んでいて情けなくなってきました。
これは兵庫県西宮市の教頭任用についてのことです。西宮市教職員組合の会報に「ここ数年は、教頭任用者のほとんどは組合推薦者です」と昇任人事への介入を告白していると記されていました。
滋賀県は無いと確信していますが、このような事実は他の県でも行なわれていると思います。
大分県では昨年夏教職員組合が教職員の採用・昇任に係わる不正人事を行い、それが汚職に発展するという事件がありました。
教職員組合は「子どもを再び戦場に送るな!」を錦の御旗にしています。しかしこれは当たり前のことであって組合が取り立てて言う言葉では無いと思っています。彼らの究極の目的は、国旗国歌等に反対し男女を同質化しつつ国家転覆にあると私は見ています。
そんな組合によって人事がなされれば教頭や校長は当然組合の顔色を見ることになり、その言いなりになることは当然です。そのような中で、日本の未来を託する子ども達が学力はもとより身も心も逞しく成長するでしょうか。
私は管理職として某学校では卑劣な行為を行なう組合員と正面から戦ってきました。一歩も引いたことはありません。それはお預かりしている学校そしてその子ども達への願いがあったからです。
教職員組合に関心のある方は 伊藤玲子著「中山成彬はなぜ日教組と戦うのか」KKベストセラーズ出版 をお読みください。