北海道?

テーマ:父とお出かけ

ここは古橋を越えて、川合を越えて、大見を越えて下丹生、上丹生の奥の洞寿院。

今回は父しか知らないお得意様を私に教えるためやってきました。

上丹生の辺りに一年に一度だけお酒を頼んでくださるお客様がいらっしゃるのだとか。

そのお家を教えてもらいました。その奥にあるのが洞寿院。

不許葷酒入山門。

葷酒の山門に入るを許さず

葷は味が辛く、臭気の強い植物で、ふつう葱、にら,らっきょう、にんにく、薑の五辛をいうもので、このにんにくは臭いがきつく精がつきすぎるのと、酒は酔って修行者の心を乱すもととなるので、出家者に禁じられていて、これは葷酒の牌などと呼ばれているらしいのです。

私は入れませんね。

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この立派なお寺には今、ご住職がおられないそうです。

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 この辺りは昔、いわなとあまごの釣り堀があり釣りも楽しめたようですが、今ではすっかりさびれてため池になっていました。

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水はとてもきれいなんですけどね。

とち餅製造直売所と看板が上がっていますが、ひっそりしています。

今はもうしていないのかなぁ。

その奥に。

 

なにやら真っ暗で先の見えないトンネルが。

この湖北に『北海道トンネル』?

通り抜けてみますと、そこには。

綺麗な川が流れています。

ここは父の鮎つりの穴場だったそうで、よくここで夜中まで鮎釣りを楽しんだそうです。

「昔はよく釣れてなぁ」と懐かしそうな父。

 

湧き水が出ています。

胡桃谷の名水。

ちなみにここに置いてある硝子のコップは、みんなに使ってもらおうと、うちから父が持ってきたコップらしいです。

父らしいですね。

名水を飲む父。しかも手で。(コップは?)

 

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帰りに鮎を何匹も持っているおじさんに会いました。

父が「その鮎どうするんですか?」と聞きますとどうやらこの鮎をおとりにしてうなぎを捕まえるそうです。

川の下へ降りて仕掛けを置きにいくおじさん。

まだまだ自然がいっぱいですね。

 

何日かしてから父もうなぎが釣りたくなったようで、鮎を仕掛けて一晩たったら骨だけになっていたそうです。素人はなかなかうまくはいきません。残念でした、お父さん。 

 

 

 

 

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ゆうこりん

滋賀県の木之本で酒造業をいとなんでおります山路酒造の女将です。
私も、杜氏と一緒に酒造りに励んでおります。

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