鮎づくし
昨日は主人の姉夫婦と姪っこが父と母を連れて揖斐川の方へ恒例の鮎づくしを食べに行ってきました。
いつものように鮎の刺身から始まって、甘露煮、塩焼き、フライ、甘酢炊き、鮎雑炊と次の日、鮎が夢に出てきそうな鮎づくしのお料理です。
私たち夫婦は昔一度だけ連れて行ってもらいましたが、次の日鮎が夢に出たので次回からはご遠慮申し上げております。
私たちはお留守番です。
最初のお客様は「e-ラジオを聴いてここのが美味しいと聞いて来ました」と冷酒にして美味しいお酒を選んでくださいました。ありがたいですね。
一人は少し体のご不自由なおばあさまと息子さんらしき方。なんとか息子さんに体を支えられてお店の中まで入ってきてくださいました。
気はしっかりなさっておられて、お酒の好きな方に送りたいからと純米吟醸の冷酒を買ってくださいました。
お地蔵様にお参りに行きたいのだけれど車椅子で行けるだろうかと聞かれ、「スロープがあるので行けると思います」とお答えしお見送りしました。
次のお客様は若いカップルのお客様。桑酒を試飲してくださり、瓶と徳利をお求めいただきました。
ワンカップを買いに来られたお客様は「少し多めですが300mlのうちのお酒ならございます」と言いますとうちのお酒を買ってくださいました。
自転車に乗って来られたおじいちゃん、缶ビールの24本入りのケースを指差し、無言で自転車を指差されます。な~るほど自転車の荷台にくくり付けて欲しいんだなと思い、落ちないようにしっかり紐で結びました。
するとにっこり笑って1万円札をさっと手渡されます。おつりを渡すと一枚ずつ丁寧に数えられて、レシートと照らし合わせてまたにっこり。
少しふらつきながら自転車に乗って帰られました。大丈夫かなぁと見えなくなるまでお見送りしました。
そうこうしているうちに夕方になり父たちのご帰還。
徳山ダムも行ってきたようです。天気がよくてよかったですね。
お土産の鮎、甘酢で炊いてあるようです。
お姉さんからもお土産が。
行く時に保冷材をたっぷり持って行って買ってきてくれました最中アイスクリーム。
よくぞ溶けずに。とってもあっさりした美味しいアイスでした。
柿羊羹のつちやに置いてあるそうで、いつもとけてしまうのでお土産は断念していたそうなのですが、今回はお持ち帰り大成功。牧成舎のアイス。
『人の世のまことの味は、アイスもとかす 温かき心 ふれあふ ときに しみじみ』と書いてあります。
姉夫婦や父母の温かきこころにふれながら、鮎とアイスをいただきました。
月と湖の夕べ
夕べ余呉湖荘へ行ってまいりました。
かがり火がお出迎え。
夜の余呉湖は昼間とと違った顔を見せていました。
会場は、昔結婚式場に使っておられた場所だとか。
倉庫のようになっていたところを、余呉在住のフラワーアレンジメントの先生が、帯などを使って舞台にセティングされたそうです。
余呉にお住まいの方々は本当にやる気、元気満々です。
今日の演奏者は麻植 美弥子さんと理恵子さん母娘さん。
フラッシュが届かなくてごめんなさい。
筝の二重奏、筝と十七弦筝の合奏、十七弦筝の独奏とすばらしい演奏でした。
筝の入れ替えも調弦もすべてお二人でこなされ
外から聞こえる虫の鳴き声と筝の音色に、しばし時の経つのを忘れてしまいました。
十七弦筝の重厚な音量と音質に心奪われるひと時でした。
お母様がソロリサイタルをされたり、親子でコンサートをされたり、娘さんは洋楽器とコラボコンサートをされたりと幅広くご活躍だそうです。
お母様は草津に住んでおられ、この絹糸の産地である大音をはじめこの湖北から筝曲を発信していきたいとおしゃっていました。
この舞台衣装は振袖をドレスにされたそうです。
素敵ですね~!
空には十六夜月が綺麗に輝いておりました。
やっぱり本物は違いますね~!
心豊かになって帰ってきました。すばらしい筝の音色、聞かせていただけてよかったです。
余呉湖荘の総支配人さんに感謝です。
余呉湖
今日は午後7時から『月と湖の夕べ』母娘で奏でる筝のしらべと題して十七弦筝の演奏が余呉湖荘で行われます。
先日余呉湖荘の総支配人の方がうちに来られ、「お筝を教えられていると聞きまして」
「えっ!いえ、いえ、今はずっとさぼっておりまして・・・」
この十七弦筝のコンサートのチケットを是非お弟子さんとご一緒に、と。
そこでもう一言。
おたくのお酒もこれから余呉湖荘で使わせていただこうと思っております。
嬉しいお酒のご注文、二重の喜びでチケットもいただきました。
十七弦は一度演奏会で弾いたことがありますが、深い音色のすばらしい楽器です。この二重奏というのにも興味を引かれたこともあり、今晩友人を誘って行って来ようと思っています。
その前にお酒のご注文のお電話をいただき
さっそく余呉湖荘めざして出発。
久しぶりの余呉湖です。
大きな岩。
岩崎山の大岩
はごろも伝説の余呉湖。綺麗ですね。
琵琶湖とはまた違った趣があります。
サイクリングのお客さんも結構走っておられます。
余呉湖口の信号からずいぶん走ったように感じます。3Kmくらいで余呉湖荘に到着。
余呉湖荘では、地元の池原からそば粉を仕入れそばに力をいれておられるそうです。
そこに地元のお酒も使いたいということで声をかけてくださったのです。
「結構評判いいんですよ、うちのそば」と総支配人さん。
9月まではここでバーベキューもしておられるのだそうです。
私が配達に行っている間もけっこうお客様が来ておられて、お忙しそうでした。
コーヒーを入れてくださり、少しお話を。
少し話していると、「支配人~、カラオケの機械運ぶの手伝ってくださ~い!」
ほんとにお忙しそうです。
「今後ともよろしくお願い致します」とご挨拶をして余呉湖荘を後にしました。
今夜は十七弦筝のしらべに酔いしれたいと思います。
魔女の宅急便?
配達を終えて自宅で夕飯の支度をしようとしていると店の母から電話が。
母:「今、お店にブルーベリーままさんが来られてますよ」
私:「え~!!すぐ行きます」
お店にはぱっと花が咲いたようなままさんの笑顔が。
高速をぶっ飛ばして木之本まで来てくださいました。
ままさん:「高速使えばあっという間ですよ~」
こんな素敵なプレゼントをいただきました。
冷やしてからいただこうと冷蔵庫に入れる間もなく息子が目ざとく見つけて「食べていい?」
息子;「こんな美味しいブドウ食べたことないわ」
とってもジューシーで甘~い!
ままさんが岡崎市駒立町の遊覧農場のぶどうをわざわざ取り寄せていただいたようです。
ありがとうございました。
それからそれからこちら。
吾一さんが丹精込めて作られた新米。
わ~い!新米!
今日は新米が食べられます。
すごく楽しみです。毎年新米が古米になってからしかいただけないので大事に大事にいただきます。
ままさんの魔法にかかったようなひと時でした。
ほんとうにありがとうございました。
その上、純米吟醸 ひやおろしも買っていただきました。
ままさんのお気遣いに感謝します。
美味しい巨峰とおいしい新米をいただいてまた若返ってしまいそうです。
北海道?
ここは古橋を越えて、川合を越えて、大見を越えて下丹生、上丹生の奥の洞寿院。
今回は父しか知らないお得意様を私に教えるためやってきました。
上丹生の辺りに一年に一度だけお酒を頼んでくださるお客様がいらっしゃるのだとか。
そのお家を教えてもらいました。その奥にあるのが洞寿院。
不許葷酒入山門。
葷酒の山門に入るを許さず
葷は味が辛く、臭気の強い植物で、ふつう葱、にら,らっきょう、にんにく、薑の五辛をいうもので、このにんにくは臭いがきつく精がつきすぎるのと、酒は酔って修行者の心を乱すもととなるので、出家者に禁じられていて、これは葷酒の牌などと呼ばれているらしいのです。
私は入れませんね。
この立派なお寺には今、ご住職がおられないそうです。
この辺りは昔、いわなとあまごの釣り堀があり釣りも楽しめたようですが、今ではすっかりさびれてため池になっていました。
水はとてもきれいなんですけどね。
とち餅製造直売所と看板が上がっていますが、ひっそりしています。
今はもうしていないのかなぁ。
その奥に。
なにやら真っ暗で先の見えないトンネルが。
この湖北に『北海道トンネル』?
通り抜けてみますと、そこには。
綺麗な川が流れています。
ここは父の鮎つりの穴場だったそうで、よくここで夜中まで鮎釣りを楽しんだそうです。
「昔はよく釣れてなぁ」と懐かしそうな父。
湧き水が出ています。
胡桃谷の名水。
ちなみにここに置いてある硝子のコップは、みんなに使ってもらおうと、うちから父が持ってきたコップらしいです。
父らしいですね。
名水を飲む父。しかも手で。(コップは?)
帰りに鮎を何匹も持っているおじさんに会いました。
父が「その鮎どうするんですか?」と聞きますとどうやらこの鮎をおとりにしてうなぎを捕まえるそうです。
川の下へ降りて仕掛けを置きにいくおじさん。
まだまだ自然がいっぱいですね。
何日かしてから父もうなぎが釣りたくなったようで、鮎を仕掛けて一晩たったら骨だけになっていたそうです。素人はなかなかうまくはいきません。残念でした、お父さん。