みかん一つ
庭に父が植えた木に実がなりました。
しかも一つだけ。
父に「お父さんあれはみかん?」
「そうやで、食べ」
食べと言われても一つ。
食べられませんやん。
このみかんはきっとずっとこうやってぶら下がっているのでしょう。
生酒瓶詰め機
2回目の生酒詰めです。
この瓶詰め機、この生酒を詰める冬場だけ登場です。
何年経っているのか定かではありませんが、相当年代物のようです。
まずは一升瓶から。一応ある程度の量になるとお酒が止まる仕組みになっているのですが、そこはそれ、古いですからうまく止まってくれません。
お次は下の台を上にあげて四合瓶に高さをあわせます。
こうなると忙しい忙しい!早く詰まるし、漏れるし、バタバタです。
ようやく予定数の生酒つめを終え、明日からまたレッテル貼りをせっせと行います。
は~い!お疲れさん。
醪の変化
山田錦で仕込んでいる純米吟醸酒の醪と玉栄で仕込んでいる醪。
どちらも綺麗な雲のような泡は消え少しずつアルコール発酵を続けています。
こちらは山田錦の純米吟醸。
こちらは玉栄の純米吟醸。
玉栄え方が少し発酵が進んでいるようです。
搾りもこちらの方が早くなる見込みです。
思った日本酒度になるように祈っています。
表面には小さな泡がプクプクと出てお酒って生きもんなんだなぁと感じる毎日です。
アルコール分析
毎日の日課の分析は続いております。
近頃はどれくらいお酒の発酵が進んでいるのか、朝、ろ液を取るのが楽しみになってきました。
今日はどのくらいアルコールが出ているのが分析をしました。
まず山田錦で仕込んでいるタンクのろ液と玉栄えで仕込んでいるタンクのろ液を取ります。
日本酒度計を15度に温めたろ液に浮かべ日本酒度を測ります。
これでお酒の進み具合がわかります。
次に15度の検体を100mlのメスフラスコに入れます。
これを蒸留フラスコに移し変えてコンロで温め蒸留します。
約35分間待ちます。
螺旋の冷却器を通って蒸留された純水アルコールが貯まります。いわゆる米から出来た焼酎ですね。
70ml貯まったところで、火を止め100mlになるまで水を加え、また15度にして今度は酒精度浮ひょうを使ってどれくらいアルコールが出ているか調べます。
まだお酒を搾るのには早いようです。
この分析をしながらお酒を搾るタイミングを計るわけですが、毎年なかなか難しいものです。
今年は何日頃になるのかなぁ。お正月かも!
いただき物シリーズ
今回は毎年親戚のおばさんが送ってくださったもの。
GOBARのソーセージセット。
環境を考え健康を考え無添加のソーセージ。
ソーセージがくるまれている布はオーガニックコットンの不織布でキッチンクロスやお化粧用のコットンに使えるらしいです。
自分達の口に入るもの、この飽食の時代特に考えて選ばなければならなくなりましたね。
おいしけりゃいいってのは一昔前。家族や自分の身体は自分たちで守らなければならなくなりました。