粕はがし
お酒が搾れると酒粕をはがす作業が待っています。
搾り機の間の板に袋をかけてそこに張り付いた板粕をはがしていきます。
結構これが重労働。手も凍えて冷たくなります。
やさしいお父さんが、バケツにお湯をくんできてくれました。
酒の粕色々な食べ方がありますね。
粕汁にしてもよし、焼いて砂糖醤油でたべてもよし、甘酒もいいかも。
しかしながら、うちの父や夫はお酒は好きですが、粕汁は苦手のようです。
私はどっちも大好きです。
クリスマスに搾りました
昨年の冬に同級生から無農薬栽培のお米、山田錦を使って酒を造らないかのお話があって、約一年越しのお酒純米吟醸 北国街道を今日搾ることにしました。
酒母を立てたのが11月15日。本仕込みに入ったのが11月28日。
毎日毎日分析をして、今日12月25日のクリスマスにやっと搾ることが出来ました。
搾る前の醪。
出てきた出てきたおいしそうな純米吟醸。
油甚さんがおっしゃっていました、この蛇の目のお猪口。
この青い丸々は目を回らせて酔っ払わすためではなくて
お酒の色や濁りがないかを見るためだそうです。
お酒を入れた時この青色がくっきり見えるほどいい出来のお酒だそうです。
お酒は無色透明でははく、少し淡い薄黄色をしています。
しぼりたての生酒は、このまま詰めますが、炭素ろ過をして少しこの色を
取って市場に出します。あまりし過ぎると色も透明になる代わりに味も香りも
抜けてしまうので、ころあいが難しいですね。
このたれつぼに出てきたお酒はまだ微炭酸がピチピチと舌の上でして
今日も味見をしてしまいました。うまい!!
イルミネーション
イブですね。
ご近所のイルミネーションも華やかです。
こんなお家や
ここは電気関係のお仕事をしておられるお家。
クリスマスが終わったらどうなるんだろう。
この季節ご近所を回って楽しませてもらっています。
けっして怪しいものではありません。
写真撮ってるとかなり怪しいかも。
STOLLEN
毎年クリスマスの頃になると私の叔母さんが、シュトーレンをプレゼントしてくれます。
いつもしぼりたての生酒を配達しに行っていただいて帰ってきます
ポム・ド・テール私の従妹のご主人のお店で作っています。
シュトーレンはドイツの伝統的な発酵菓子で、フレッシュバターにドライフルーツを練りこんだ焼き菓子で、日持ちがして日が経つにつれ洋酒の香りがなじんで味わいが変わっていくお菓子です。
1ヶ月ほど日持ちするらしいです。
しか~し、うちではそう長く日持ちさせずにいただいてしまいますが。
クリスマスも待たずに封を開けている私でした。
玉栄純米吟醸初搾り
今日は昨日分析した結果をもとに玉栄という米で仕込んだ純米吟醸の搾りをはじめました。
普通酒のしぼりたて生酒が少し甘口だったので、この純米吟醸酒は少し辛口目に仕上げました。
普通酒はアルコールを添加するとその時点で発酵が止まるので、甘辛の調整がしやすいのですが、純米と名の付くお酒はお米から出たアルコールだけで、醸造用アルコールは添加せずに造るので、搾るタイミングが難しいです。
なかなか香りのいい純米吟醸酒が搾れました。
今度はこの生酒の瓶詰めのはじまりです。
お酒は土曜日も日曜日も関係ありませんね。