変な身なりで高校不合格
今日の夕刊に長浜市の人事異動が載っていました。私の同級生や先輩が数名課長クラスに昇進していました。年齢を感じさせられるこのごろです。
さて、今パソコンを開けた所、東京の都立蒲田高校で2007年と2008年に高校入試で校長が服装や髪型がおかしな者(所謂ヤンキーでしょうね)を不合格にするために入試の成績を改ざんしていたことがわかり、校長が懲戒免職になったというニュースが出ていました。
生徒達の成績は合格ラインに達していたのですが、それを改ざんして不合格にしたということです。入試では「服装なども合否に考慮する。」とは当然書いていませんので「入試の信頼性を失った。」ということで、そういう処分になったということです。
YAHOOのコメントがたくさん載っているのですが、校長を支持するコメントが多いですね。その中で「入社試験でヤンキーなかっこうしていたら落とされても文句いえんだろう。それくらいわからんのかな?」というのがありました。
「いくらなんでも懲戒免職は行きすぎ。」というものもありました。
私も校長の気持ちはわかります。「あなたは服装がふさわしく無いので不合格。」と言うべきなのでしょうが、それは通りませんからね。
格好で決めるのはよくないとは、一休さんでしたか、ボロボロの袈裟を着て行ったら追い払われ、立派な袈裟を着て行ったら大切にされご馳走が振舞われたので、ご馳走を袈裟に「お食べ。」と言ってこすりつけたのは有名な話しです。それでもボロボロの袈裟で行ったのは問題だと思いますけどね。
難しい問題ですが、校長にこういう生徒を受け入れて「これらの生徒と一緒に変化して見せる。」という気概を校長以下、先生方にもって欲しかったかなとも思います。