地震の報道と電気使用の自粛
今朝の新聞。当然トップは地震報道。そして新聞の厚さも薄かったですね。やはり地震報道の特別輸送で早めに印刷などをかけているからでしょうね。なんでも地方の新聞社では印刷が出来なくて相互協定で違う新聞社が代理で刷っているとこもあるようです。
またビックリしたのがテレビ欄のNHK。全てが地震の報道にあてると書いていました。民放は色々な番組が書いていましたが全て中止して地震報道に変えていますね。
さて、地震の影響は本当に恐ろしいですね。私の身内は何人か関東にいるのですが、妹や叔母は「無事です、心配しないで。」とすぐに電話を母にかけてきたそうです。こちらからかけると回戦がパンクしますからね。
それにしても津波の影響はすごいですね。原発も大変なことになりました。原発の電力生産量は正確には知りませんが全体の40%弱ではないかと思います。1999年(今から12年前)にブロードキャスターで35%と言っていました。もし、原発を除いた電力消費はどれくらいかと言うと1982年ごろ、松田聖子の渚のバルコニーがヒットした頃の消費量と同じだと言われていたことを思い出します。
12年前の話しでこれですから、いかに原発の電力生産量が多いかわかるものです。本日の午後、枝野官房長官が電気の無駄遣いの自粛を言われましたが、それにバカなことをするチェーンメールが出回っています。それでも自粛は大切です。これは私達が出来る事ではなく、しなければならないことだと思います。
枝野長官が言っていたことで「取材へり」のことがありました。津波の影響で車が入れず取材ヘリが多いのですが、ご存知の通り音が非常にやかましく、災害救助活動などに大きな妨げになるようです。これもオリンピックの中継などがNHKなどを中心に一括して報道をしているように相互協定でやるべきだと思います。
現地へのインタビューでも全体でやり同じことを質問したりするのをやめるべきです。
阪神大震災の時、NHKは宮崎緑さんがミンクの毛皮のコートで取材していて顰蹙を買いましたが、なるべく災害救助に活動に妨げにならないように共同してやって欲しいと思います。
地震の報道を見て私達に「出来る事を考える」ことも大切ですが「私達がすべきことを考えて行動しなければならない」。とある方がご自身のブログで書いておかれました。それを肝に銘じてこれからの行動を起して行きたいものです。