笑顔をありがとう
本日、我が家の報恩講と言うのでしょうか、おこないまして、お寺のご住職にお越しいただき、行なっていただきました。住職がお帰りになられた後、母が「この前のDVD見るか?」といいました。この前のDVDとは10月10日に旧山東町のルッチプラザで行なわれた母が所属している”ゆうすげ”というコーラスサークルの結成5周年記念コンサートのものです。
私は仕事で行けなかったのですが妹や近所の人などにも来ていただき、会場は満員で素晴らしいコンサートになったようです。
母は父が急死した後に叔母らの勧めもあり、何か腹の底から声が出せるものをとチラシや広報等から探してこのサークルの門を叩きました。
入会したら何と指導者は学生時代に当社でアルバイトをしていたこともあるS先生。本当に不思議な縁を感じます。先生やサークルの仲間に大変良くして戴き、今では母の生きがいになっております。
コンサート終了後、妹の置き手紙があり「とても良かった。お母さん今までで一番輝いていたよ。」と記してありました。
発表曲はアメージンググレースなど有名なものもありました。そんななかで終了後のお客様のアンケートでは、唯一の男性団員のHさん作詞、S先生作曲のオリジナル曲がトップ5に3つ。その中でもダントツで1位が表題の「笑顔をありがとう」でした。
この曲は母が父を亡くしてから入会後サークルの中でみんなから笑顔をもらい、元気になったことを挨拶で述べた事があるそうで先ほども述べたようにHさんがその心境を作詞してくださり、S先生が作曲したものです。素晴らしい歌で音がないのは残念ですが詞だけ載せておきます。
笑顔をありがとう
1、今、寂しさに心打ちひしがれ
ただむなしく、空を見あげる
さあ、飛び出そう、笑顔に逢いに
元気をくれる不思議な笑顔
*以下1,2,3番、繰り返し部分
大好きなみんな、大好きなみんな
みんなに逢いに飛び出そう
大好きなみんな、大好きなみんな
笑顔をありがとう
2、今悲しみに一人ほほをぬらして
ただぼんやり外を見つめる
さあ、飛び出そう、笑顔に逢いに
勇気をくれる魔法の笑顔
*繰り返し部分
3、さあ、心の歌を唄いましょう
寂しさ、悲しみ、全て消えて行くよ
大好きなみんな、大好きなみんな
素敵な声に包まれ・・・・(すんません写し損ねました)
*繰り返し部分
というものです。
S先生がご挨拶の中で「音楽は人と人をつなぐもの、一人では音楽はあり得ない。歌のうまい人はいくらでもいるが心を丁寧に唄うことが大切です。」と言われました。本当にそうですね。私も涙でグチョグチョになりながら見ていました。本当にいいサークルに母が入れてよかったと思います。