視察

テーマ:市議会
去る13日~14日の二日間、P21は白山市・羽咋市への視察に行きました。初日は白山市翌日羽咋市でした。視察内容を少し紹介します。


白山市は平成17年2月1日1市2町5村が合併、人口11万3000人。市長の強い願いで21年4月「地産地消課」が誕生。初年度300万の予算から始まり悪戦苦闘の中市民の参加が力となりブランド化が進んだ。

白山市は米以外、何の産地があるのか農協も農家もわかっていないところから始まる。関係者の情報の共有と連携促進の中から市民の参加が促進され互いの生産物の理解が始まった。


21年5月に市ホームページ「食育・地産地消 まるごと!はくさん!」を開設し、白山市の食育・地産地消活動や主な農林水産などの情報を積極的に発信する。(H24年.10月末アクセス総数;約64万件)


情報発信を強化するとともに「地産地消ガイド」等を作成し配布する中で、22年1月には、「ブランド認定協議会」を設立し、市内の安全、安心で良質な農林水産物を「白山市農林水産物ブランド」に認定。さらに「ブランドマークの商標化」をすることによって地域生産物の生産振興に努める。

 
羽咋市では、人口500人高齢化率50%突破する携帯電話も通じない限界集落神子原で生産される米を、「神子原米」(市場価格60㌔42000円)としてブランド化したスパー公務員高野誠鮮氏の話を聞く。

農林水産課年間予算60万円で始めた過疎対策としてのブランド化が、今では神子原の農産物直売所では年間約7000面円を売り上げています。今ではお酒も開発し農業法人株式会社「神子の里」を設立。


限界集落は活気に満ち溢れ、若い家族もすでに12家族、35名が新たに入村しています。


二つの市を視察して感じたことは、労をいとわぬ職員の熱意と想像力が町を活性化させたことです。ぜひとも長浜市の職員も学んでいただきたいものです。

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君が代

脇阪宏一
真宗大谷派
西蓮寺住職
38年の教職生活を基に、市議会議員2期務めさせていただきました。
現在住職の傍ら健全な青少年の育成を願って、"明るく・楽しく・元気よく"をモットーに、スポーツ少年団バレーボールチーム「長浜パンサーズ」の指導をスタッフと共にしています。
練習会場は長浜小学校体育館で週2回(土・日午前中)です。
現在長浜市内51名の男女児童が参加しています。
参加希望者は何時でも受け付けます。


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