水問題について考えよう

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今日(24日)は水問題に触れたいと思います。

去る3月議会で私は今後6町合併の方向に進むならば「琵琶湖の水源を守る」ビジョンをしっかりと設定する必要があるのではないかと質問をしました。

昨日ユニセフからわずかなお金に対して礼状が送ってきました。その中の一文を紹介します。

「アンゴラの赤ちゃんイザベルが生まれた熱帯の村には井戸がありません。飲み水といえばお母さんが遠くの川から汲んでくるわずかな水だけ。しかも、その水は汚れていて、イザベルをひんぱんに下痢で苦しめます。実際イザベルは、生まれてから1歳の誕生日を迎えるまでに、10回以上も下痢を繰り返しました。そのたびに体力を失い、誕生日のすぐ後に下痢による脱水症状で短すぎる一生を閉じたのです。
世界ではこうして、1日4100人、年間150万人の幼い命が失われています。・・・・。
子どもたちの命を奪い、健康を奪い、未来を奪う水ー
この悲惨な事実はしかし、きれいな水がたくさんあれば、井戸があれば、
すべてを劇的に改善できることを伝えています。」

以前読売新聞に「水危機」が連載されました。そこには忘れられない記事がありました。

「人間活動による気候変動の深刻な影響が、・・・、今真剣に対策に取り組まないと地球環境が限界点を超えてしまう。
・・・。一般家庭を対象に容量10㍑のバケツの水を1人が1日に何杯使うかという調査をした。それによると、日本は28杯、アメリカ23杯、中国5杯、ケニア2杯である。・・・」

近い将来水戦争が起こるだろうと予測する人もいる今日、自然に恵まれた山紫水明の湖北に生まれ育ってきた(生活する)私たちは、先人が守り育ててきた山林・河川・内湖、そして琵琶湖を守ることこそ後世への使命であり責務だと思うのです。またそれは、淀川水系に生活するおよそ1500万人の命を守ることにも繋がるのです。

湖北に住む私たちはこうしたことを忘れてはならないと思います。

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プロフィール

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脇阪宏一
真宗大谷派
西蓮寺住職
38年の教職生活を基に、市議会議員2期務めさせていただきました。
現在住職の傍ら健全な青少年の育成を願って、"明るく・楽しく・元気よく"をモットーに、スポーツ少年団バレーボールチーム「長浜パンサーズ」の指導をスタッフと共にしています。
練習会場は長浜小学校体育館で週2回(土・日午前中)です。
現在長浜市内51名の男女児童が参加しています。
参加希望者は何時でも受け付けます。


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