無責任
今日(5日)の新聞報道によると滋賀県の二つの中学校でまたぞろ「いじめ」と思われる事件が発生したとありました。
一つは高島市のK中学校、一つは彦根市のN中学校です。K中学校は昨年もいじめ事件があり新聞等に大きく報道されました。昨年の事件の反省に基づいた対策があるはずなのですがどうなっているのでしょう?
私から見れば管理職の怠慢以外の何ものでもないように思います。結果、犠牲者は子どもです。これでは余りにも無責任なのではないでしょうか?
聞くところによりますと、昨年のK中学校及び大津市のO中学校の事件を受けて滋賀県の教育委員会では「いじめ」に係わる指導等がなされていないようです。県の校長会においてもなされていないようです。真実であれば大問題だと思います。
長浜市の各小・中学校における「いじめ」に対する指導は、教育委員会は勿論、各学校の管理職の力強い指導の下安心出来る状況で営まれているものと思います。
長浜東中学校勤務時代、「心を耕し命を輝かす教育」を合い言葉に全職員が一致して生徒指導を中心とした教育に取り組んでいたことを思い出します。
蜂蜜
今日(4日)9:50頃家を出て岐阜県垂井町の「春日養蜂場」に向かいました。
途中、P21の同僚議員から、今朝9:30から開かれた「原子力等特別委員会」の委員会構成(議長、副議長に係わる)について、議長は従来通り満場一致で山岡議員が議長に、空席になっていた副議長は吉田議員に決まったと連絡がありました。不穏な動きがあったやに聞いていますが、兎に角ほっとしました。
さて、10:30頃に目的地に着いてみると、美しく整った感じの良いお店でした。商品の並んだ棚には今年の春から9月にかけて採集した色々な密が瓶に入って並んでいました。
早速7種類?程の味見をさせていただきましたが、やはり「レンゲ」の蜂蜜が一番私には合いました。しかし、近年レンゲ田が減少し採集が大変だとのことでした。この養蜂場は専用のレンゲ田を農家と契約しておられて安心して採集が出来るようです。
伊吹山で採集した「伊吹百草蜜」というのもありました。これは5月末から7月末にかけて伊吹山で採集したものです。中には高価な日本ミツバチから採集した「幻の蜂蜜」もありました。
結局「レンゲ蜜」2瓶、「伊吹百早蜜」1瓶を購入して帰ってきました。
日本よ
昨日(1日)の産経新聞「日本よ」(石原慎太郎)は「国家的喪失」と題して記されていました。抜粋して記します。
“私の20代の1960年、安保改訂に反対して安保の何たるかもよく分からない手合いが、群れをなし、語呂の良い「アンポ、ハンタイ」を唱えて、実は反米、反権力という行為のセンチメントのエクスタシーに酔って興奮していた。
一応知識人の代表を自負する文士の組織の日本文芸協会の理事会でも、当時の理事長、丹羽文雄が、「議事も終わったがまだ時間も余っているので、ついでに安保反対の決議でもしておきますか」と持ちかけ、理事でいた尾崎士郎と林房雄の二人から、「ぼくらは安保賛成だが、君はなぜ反対なのかね」と問われて答えられず赤面して会は終わりとなった。
・・・。原発廃止を唱えてうきうきして集まっている輩も、放射能への恐れというセンチメントに駆られているだけで、この国の近い将来の経済の在り方、そしてそれを支えるべきエネルギー体制への具体案など一向に備えてはいない。
・・・。韓国では、原子物理を専攻する学生の数は急増しているが、この日本では過去から背負った核トラウマと今回の災害による原発被害とあいまって原子力を専門に学ぼうとする学生の数は皆無に近く、またそれを教える先輩学者の数も激減している。
韓国の大企業サムスンの繁栄も実は東芝が財政的理由で放棄した半導体の画期的プロジェクトをそのスタッフごと彼らが法外な給料で抱えて横取りしたことに発している。
人間にとって新しい技術体系である原子力も、今までこの国の国民のトラウマから発したいたずらなセンチメントによって捨て去られようとしている。
かつて反権威の象徴的存在であった吉本隆明氏は原発反対のヒステリーを批判して、「新しい技術を失敗を重ねて正当化しての進歩が近代精神の芯をなすもので、人間の進歩もそこにあった。それを無下に否定してかかるのは、人間が猿に戻ることだ」といっていたが、センチメントに駆られて猿に戻ろうとしているこの国から、周りの、より人間たらんとする国々は容易に収奪しつづけ、日本は国家的喪失をつづけるのだろうか。”
私は、原発問題も沖縄基地問題も現実と将来をしっかりと見据えて議論すべきだと考えています。今回の「日本人よ」に興味のある方は是非全文を読んでいただきたいと思います。
満開
10月1日21:15分現在の、今年4回目となる我が家の「月下美人」の満開の様子をお届けします。今回はこの時間に満開になりましたが珍しいことです。
香りをお届け出来ないことが残念です。
同窓会
早いもので今日は10月1日です。月日の経つ速さに驚くばかりですが、昨日(30日)11:30より受付で、ロイヤルホテルに於いて昭和24年に入学した南郷里小学校卒業生の同窓会が開催されました。
当時のクラスは二組で、「い組」と「ろ組」でした。その当時はクラスの生徒数が何人かは知りませんでしたが名簿を見ると学年110名だったのです。ですから一クラスそれぞれ55名だったことにになります。
参加者36名の集合写真を撮った後、12:00から宴が始まりました。私たちは今年古稀(人生70古来稀なり)を迎える年齢であり、こうして元気で参加出来ることをお互いが喜んでいました。
南郷里小学校は当時から卒業すると三つの中学校(北中、東中、南中)に別れてしまいます。ですから長い間同窓会を持つことがなく、今回が二回目です。
卒業以来初めて会う人もいましたが、男子は面影があり懐かしく思い出すことが出来ます。しかし、女子は全く分からない人もいました。
各人の挨拶は共通して、「今日までの人生への感謝とこれからの人生を生きがいを持って生きていきたい」といった内容でした。皆思うことは同じのようです。
同ホテルで二次会(カラオケ)が持たれて17:00過ぎに終了しました。外は嵐でしたが無事帰ることが出来ました。幹事さん、そして参加くださいました皆さん有り難うございました。