柚子の花
柚子の木に花の蕾がいっぱい。
今にも咲きそうです。
柚子ってすごい棘があるんですよね。
あっ!咲いた。
いい香りがしてきます。
虫たちが蜜を吸いに集まっています。
これで今年の冬には柚子がいっぱいなることでしょう。
忘れた!
『吉太郎』さんの奥様から待望のお酒のご注文をいただきました。
ちょうど午後から長浜の配達が2件ありましたので、「すぐに持ってまいります」とお返事をして、配達の荷物を車に積み込んでおりました。
能登の杜氏さんから生きたサザエをいただきましたので、父が「さざなみ酒店さんには、いつもお世話になっているからお裾分けを持って行って」と言われ、「はい、は~い」と二つ返事。
杜氏さんは冬はお酒造り、お酒造りが終わると漁師さんをされています。
新鮮な取れたてのサザエです。
保冷箱に入れて、長浜に向けて出発!
まずさざなみ酒店さんへの配達です。
お店について車を開けますと…あれ!お酒がない!サザエのことばかり気にして車に積み忘れてしまったようです。
仕方がないので、サザエと持ってくるはずっだったお酒の伝票だけ置いてまいりました。
いや~恥ずかしかった。汗
ブログの方もご覧になってくださっているご主人が、「飲みすぎましたか?笑」
見透かされている・・・
「またついでの時でいいですよ」と優しい言葉をかけていただきながら汗をかきかき、『吉太郎』さんに置いていただけることになった純米酒を持って配達に。
純米酒を奥様やお客様が気に入ってくださったようです。
またあの美しい奥様が「どうぞ冷たいお茶でも召し上がってください」とお声をかけていただき、あつかましくもお店に上がらせていただき、冷たいお茶をいただきました。
さっきの失敗で喉はカラカラ。冷たいお茶が五臓六歩に染み渡りました。
奥様のお心使い感謝いたします。
前回、営業に行ったときに「桑酒ってどんなお酒なんですか?」と少し興味を持っていただいていたようでしたので桑酒の小さな徳利を持って行き、試飲していただきました。
奥様が気に入ってくださり、桑酒も置いてくださることになりました。
ありがとうございます。
ご主人様もいつも温かく話しかけてくださり、配達に行っているのか、お話しに行っているのかわからないくらい、くつろいでしまいました。
ブログもご覧になっていただいているようで、伊吹山の『ル・ヴェール・フレ』にも行ってみようかと思っているっとおっしゃっていました。
ブログを見ていてくださることにまたびっくり。
ほんとにドジですね~。我ながら呆れてしまいます。泣
ちょっとアルツハイマー?
若年性痴呆症?
危ない、危ない。
干ししいたけ
先日ブルーベリーままさんがマキノから木之本経由でうちの店にあと数本になったにごり酒を買いにきてくださいました。
マキノのお土産をいただきました。
干ししいたけ。
久しぶりに桑酒をたっぷり入れて甘辛く炊いてみました。
これだけでもけっこう美味しいおかず。これを食べた主人があれを食べたくなったと言います。
あれとは・・・
筑前煮。
久しぶりに作りました。
ままさんのお陰です。ありがとうございました。
もう一袋全部使っちゃいました。笑
干ししいたけは太陽の恵みを受けて栄養バランス抜群ですよね。
でもうちの子供たちは食べないんですよ。プンプン!
ついでにこの前少し硬めに炊いた山椒を入れて山蕗も炊きました。
山椒がやわらかくなってまずまず。これは私だけのお・か・ず。
子供中心のおかずにすると、ついつい油物や肉料理が多くなっていけません。
ただでさえ何を食べても美味しくて、日頃高カローリーの食事が多いので気をつけないと、と思う今日この頃です。
低カロリーでも食べすぎはいけませんね。気をつけます。エヘへッ!
お中元の準備
もういつ注文が来てもいいようにぼちぼち準備をはじめました。
一通り瓶詰めは終わったので、まずは箱組みから。
結構場所取ります。
どんどん組んで行きます。
上の箱と下の箱を組みます。キャー崩れそう!
一応100組ほど仕上がったら、次はお酒のレッテル貼りです。
まずは純米酒から。これはシールになっているので簡単。
でも貼り直しがききません。曲がらない様に慎重に。
今度は純米吟醸、これは水糊で貼っていきます。
紫の和紙と紐でお化粧。
一応の準備は整いました。
あとは注文を待つばかり。
しばらくは待機の時期が続きます。
普段したことない事をするから…
昨日は私の何回目かの誕生日でした。
毎年は、誰にも気づいてもらえず何事もなく過ぎ去っていくのですが、今年は何を思ったか主人が食事に行こうといいます。ブログネタ作りに協力していてくれるのか。
しかも昼食だけ営業のレストラン。
ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、伊吹山山中のフレンチレストラン、『ル・ヴェール・フレ』
考えてみれば、お見合いをした時に食べて以来始めて夫婦で行ったフランス料理。
今日の天気予報では曇りのはずが昼前からポツポツ雨模様。
レストランまでの道のりが、こりゃまたすごい。
雨はどんどんひどくなり風も出てきました。
伊吹山のリフト乗り場から山道を登っていきます。
げっ!熊出没。木之本とよく似てる…
リフト。
今にも熊が出そうな林道をくねくねくねくね曲がりながら、登っていきますと、やっと看板らしきものが。
この道であっているのね、たぶん。
松尾寺を通過してもう少し登ります。
視界が広がりました。ロッジ発見。晴れてたらいい景色でしょうね。日頃の行いが…
外はすごい風と雨。
傘の骨が折れました。
どうやらこの建物のようです。
主人はさっさと中へ
可愛いお店の看板。
外は嵐。中に入ると異空間。
貸しきり状態。
ちょっとしたディスプレーが素敵な空間を演出してしいます。
テーブルに置かれた可愛いお花。伊吹山のお花。
こちらも素敵!
蝋燭の明かりがかわいい。
おっ!四葉のクローバー!
さりげないテーブルの小物がお料理を待っている時間を楽しませてくれます。
素敵なワイングラス。お昼だからワインは我慢しました。
前菜の前のプレート(前々菜)子鮎のチーズ風味の天ぷら。絶品!
新玉ねぎのポタージュの美味しいこと。
前菜は、北海道ホワイトアスパラとホタルイカのサラダ。
朝取り牛乳を練りこんだパン。
じゃがいものパン。香ばしくてとても美味しかったです。
そらまめとあさりのリゾット。さすがプロの味。
こんな味は家では出せませんね~。
メイン料理。
私は鴨のロースト。皮がパリッパリですごくおいしい。
主人はイベリコ豚のロースのソテー・新生姜ソース
外は暴風、ここは伊吹山の2合目だそうです。標高600mくらい。
食材を持って上がるのも大変だろうなぁと思います。
外は相変わらずの暴風。
「山の天気は変わりやすいですので」とオードリーヘップバーンを少しふっくらした感じのとても綺麗な愛らしい奥様とお話させていただきながらのお食事はまた格別でした。
奥様は高校生の頃ベルソーでバイトされ、その後しばらくお勤めされていたそうです。
「もしかしたら私が友達と食べに行った時にいらしたかもしれませんね。
実は今日、誕生日なんですが、普段しないことするから大雨ですわ。ハハハ」なんてことを話しながらお食事をしておりました。
さて残るはデザート。
いちごのパルフェ(主人選ぶ)
私はドライフルーツたっぷりのショコラアイスクリーム添えをたのみました。
ジャーン!!サプライズです。
奥様が、私が誕生日だと言ったのでこんな演出を。感激!!嬉
「イタリア語?フランス語?なんて書いてあるん?」
「多分お誕生日おめでとうやろなぁ」
などと話しながら奥様とシェフの旦那様の粋な計らいに大満足の私でした。
サービスカット!旦那のシルエット(少々メタボ気味?)
この道のりを乗り換えてきた人だけに与えられる至福のお料理と時間。
奥様のお父様は木之本の方だとか、不思議なご縁です。
急に言ったにもかかわらず素敵なサプライズを演出していただいた『ル・ヴェール・フレ』のご夫婦の温かみを感じた心に残るお誕生日になりました。
帰りに主人いわく、「誕生日の人が日頃の感謝を込めてお勘定を払うっていうのも、なかなかええもんやなぁ。」
「おい、おい」
今日は美味しいお料理と素敵なご夫婦との出会いができた楽しい時間でした。
素敵なお料理と、とても美しい奥様と、イケメンのご主人に出会いたければ、是非あの山道を登って行ってみてはいかがでしょう。