紅葉
もう少し早いかな?とも思いつつお昼休みに、すぐ近くの意冨布良神社(おほふらじんじゃ)をのぞきに行きました。毎日車で通りながら、もうそろそろかなぁと見ています。
やはり今年は毎年より幾分紅葉も遅いようです。
いつもですと、もっとこの黄色がまっ黄色に染まるんですが、ちょっと早かったかな。
もう少し坂を上がって伊香高校の土手に行きますと
もみじが結構赤くなっています。
こうしてパチパチと写真を撮っていましたら一台の車がきました。
「すいませんが、湖岸道路に出たいのですが…」
と老夫婦とおじさんがもう一人。私もちょうどうちに帰るところだったので、「どうぞついて来て下さい」と店まで案内しよくわかるマップで説明しますと、「おたく、酒屋さんか、親切に道教えてくれたからお酒買っていくわ。」といってひやおろしを2本買っていただきました。
紅葉狩りに行ってお客さん狩りをしたみたいです。
清酒醸造計画
酒造りの準備段階として税務署に出す書類『醪の仕込み製造方法』の作成をします。去年の製造した清酒の数量から今年仕込む酒の製造する見込みの数量を算出して報告するのです。
毎年米の量も変わり、また酒母の麹米にはどれだけの米を使うかとか蒸し米はどれくらいの量を使うか、水の量はどれくらいにするか、杜氏さんによっても多少数値が異なってきます。
この仕込み配合によってもお酒の出来具合が左右されるので大事な仕事です。
それができると今度はどの米を何日に洗米するかを一目でわかるように清酒醸造計画書を作ります。
米の種類が多ければ多いほど複雑になってきます。
毎年やっていても頭の中がぐにゃぐにゃにになってしまいます。
杜氏さんがしっかりとしていてくださるので助けていただきながら何とか完成。
後はこの計画表のとおり仕事を進めていくわけですが、仕込が始まるとまたこれが生き物ですので思うようには参りません。はてさて今年はどんなお酒が出来るのでしょうか。楽しみです!
酒米
いよいよ酒米が米蔵に入りました。
安土で作ってもらっている減農薬栽培米 玉栄
長浜産の無農薬山田錦は10日ごろには入荷の予定です。
初めは、「11月の初旬に頼むねぇ」と軽い口約束をしていたものの、酒造りが近づいてから「何日頃お米入るかなぁ」と聞いてみると、「どこの精米所もいっぱいで11月の下旬かな」という答え。
はっきり言って青くなりました。同級生も酒米を造るのははじめてで、もう少し密に連絡を取らなかった私の責任です。酒造計画があるので、米が入らないと計画が台無しになってしまいます。
「何とか10日にはください!」「わかった、なんとかする!」とのお返事。
精米業者も今が一番忙しいらしく、なかなか予定通り精米が出来ず、作ってくれた同級生には苦労をかけました。
油甚さんのおっしゃったとおりここはなんとしても『濃厚なお酒』を造らなければなりませんね。
通い徳利
昔はお酒を量り売りしていた時代があったそうで、当時の通い徳利が今も少しだけ残っています。
思わず片手で紐を持って肩にかけたくなりますね。
名前入りなんですね。
こんなに古そうな徳利も出てきました。
うちの屋号は清平というので酒清と書かれているのでしょうか。
この徳利はJRの中の吊るし広告に出演したことのある徳利です。
さといも
なんだか巨大な植物が家の中に…
里芋ではありませんか。
なんとも葉っぱもでかいが、茎も長いし太いですねぇ。
この茎も食べられるそうです。
よーく見ると出来てる出来てる土の中にコロコロと里芋が顔をのぞかせています。
やっぱり掘りたてはおいしいのでしょうね。
しかし久しぶりに巨大な野菜?を目の当たりにしました。