今日は敬老の日
昨夜、妻が閉店後掃除をしていると、知り合いが「敬老の日の前日で義母と食事に行ってきた。」とのこと、我が家ではつい、軽老になりがちです。見習わなあかんなと思っておりました。
母も75歳を超えました。所謂、後期高齢者でございます。それで今日は老人会からお祝いに来られたそうです。当社のある大手町自治会も高齢者が増えました。65歳以上が半分以上を占める限界集落であります。だから、敬老の日のお祝いをいただけるのは、かなり歳をとらないといけません。親父なんぞは貰ったのかな?
人口構成の中で0~14歳を年少人口、15~64歳を生産年齢人口、65歳以上を老年人口と言いますが、現在の長浜市は生産年齢人口に対する年少人口は約24%、老年人口は39%です。生産年齢に対して年少と老年人口を足して従属人口というのですが長浜市は63%を占めるということになります。
ちなみに滋賀県は56%、最も少ないのは湖南市の46%、最も多いのは多賀町の74%であります。
老年だけをとっても滋賀県は32%、高島市は48%、多賀町はなんと51%です。少ないのは栗東市の22%です。栗東市は年少人口の比率が30%と県内ではダントツに高いので従属人口比率は52%で湖南市より多くなるわけです。
これを見ると湖北と湖西は本当に高齢化が進んでいるんだなという気がします。湖南の一部ではこれからの世代が多いのはいいことですが県全体を見ていくと体制などを考える必要があります。
先日来の報道によりますと震災などの復興のために増税をするようになってきているようです。藤井裕久氏が「国会議員の定数を減らすべき。金額は大したことがなくても気持ちの問題。」と言われましたがまったく同感です。
私は小市民の僻みかもしれませんが、「公務員の恩給の支給年齢の上限を80歳」などとするべきだと思います。私たちと違い、お役所に勤めた人や先生は私たちが受け取る年金とは別に与えられるようです。
詳しいことがわからずに申し上げますが、例えば60歳ではなく55歳で退職してもそれなりの恩給は支給されるようですね。そうなると、もし55歳で退職し80歳まで生きると25年間、恩給が受け取れるということです。先生なら大卒ですから22歳から55歳なら23年。働いていた期間より長く恩給がもらえるということです。
恩給制度ができたころは平均寿命も60歳くらいですから退職後は短かったですがこの高齢化社会になると長生きしていつまでも払い続けることになり財政を圧迫しているのは当然だと思います。
長いこと国や地域のために尽くしていただいたので、それ相応の恩給は当然と思っていますが、このような時代ですから考え直す必要があると思いますね。
国民が豊かになってたくさん納税をすることができるような体制であれば、いいのですが、全く逆で借金が増え続け破たん寸前であれば、他人事ではなく政治家や公務員の方は「隗よりはじめろ」でやっていただきたい。
それでこそ、パブリックサーバント(公僕)ではないですかね。