修学旅行について(小学校編)
本日、油甚さんが、伊勢神宮にお参りされた記事を読みました。それによると現在の小学校の修学旅行は伊勢ではなくUSJということだそうで、若い人たちを調べてみると数年前くらいからそうなったようですね。中学ではディズニーランドに行きますし、変わったなと思います。
ただ、伊勢へ行くのとUSJを始めとした大阪方面に行くのとでは思い出が違う気がしますね。
私や油甚さんのころは小学校6年生は伊勢・名古屋方面の旅行でした。5年生は奈良へ日帰り遠足。それが私の妹(4年下と7年下、どちらかは忘れましたが)は奈良と名古屋が入れ替わりました。同じなのは伊勢に宿泊して夫婦岩の朝日を見るというところです。
私達は伊勢神宮の内宮へお参りしたのですが、信仰心が足りないのか、はっきり言ってどんなところであったのかは、あまり覚えておりません。赤福餅を買うことばかり考えていた馬鹿な児童でありました(笑)。泊まった二見浦観光ホテル(よく名前を憶えているもんですね)では夜枕投げをやりかけて先生に怒られました。ほとんど寝られなかったことを覚えています。
翌日はバスで名古屋方面へ、名四国道を通り、四日市市では当時、四日市ぜんそくという公害病があり、空気がくさくて窓を閉めたことを覚えています。
はっきり言って2日目の名古屋はテレビ塔で卵どんぶり(一つ上の学年はカレーライスだったらしい)の昼食と小牧空港ぐらいしか覚えていません。眠かったのです。伊勢神宮と二見浦の朝日は今でもいい思い出として残っています。
小学校の春の遠足は3年生からバス旅行でした。
3年は敦賀、4年は大津、5年は奈良へ日帰り旅行。6年が1泊2日で伊勢・名古屋です。5年の奈良が唯一の電車での旅行でした。私の上の学年では伊勢旅行も電車だったようです。高速も名神ができたばかりで仕方がなかったんでしょうね。電車は先生も大変です、児童はどこへ行くかわかりませんから(笑)
奈良は京都から近鉄線でした。若草山の麓と頂上を3往復しました(馬鹿ですね・笑)。そのときこけてすりむきました。長浜駅で担任の福永先生が母に「ちょっとけがをしまして。」と伝えました。申し訳なかったですね。
電車での帰り、草津駅で当時草津線を走っていたSL(蒸気機関車)が煙をたいて車庫にありましたので皆で歓喜しました。
私のような特殊な人間だけかもしれませんが、大人になってからしょっちゅう行くUSJなどではなくこのように思い出に残る場所に遠足や修学旅行はあって欲しい。
また最近、長浜に遠足に来る学校が増えています。彼らのいい思い出に残るまちづくりに尽力していきたいものです。