曳山祭りを終えて
本日朝の御幣返しで今年の曳山祭りも無事大成功のうちに終えました。(16日で終わりではないんですよ。)山組み関係者並びに御支援いただいた皆様のおかげであると深く感謝している次第であります。
さて、皆さんが書いておかれるように色々とあった祭りでした。本年の裸参りは全て晴天。暑い位でこんな事は珍しい。14日の登り山のみが雨天。夕渡りは大手門通り商店街の中で行われ、「アーケードはまちのホール」を自称する当商店街としては少しでもお役に立てて嬉しく思っております。
心配された15日の本日は朝のうちは時雨れましたが、午後からは絶好の祭り日和となりました。当町の壽山も4番籤を引き当てたため、当店の前の米嘉席並びにお旅所で灯が入り、美しく最高の舞台になりました。
16日の自町狂言。青年会議所のメンバーなどに頼んで朝の曳き出しと最後の片付けをしていただいてなんとか山を出すことができました。16日は安浄寺前と文芸会館の鑑賞会並びに筆頭(別にそれにこだわったわけではないのですが)のお店前で行い、千秋楽も雨の心配があったため大事をとってそこで行いました。
16日の自町狂言では観光客の方などが質問されたり、狂言を行っている場所を聞かれました。皆さん、口々に「素晴らしい。」と発せられ、改めて喜びと責任を感じた次第であります。
また、私の母校の中学校が校外学習の一環としてクラスごとにお越しになり、曳山の構築物や中にある宝について書いてあるプリントを持って空欄を埋める形で勉強されました。恥ずかしながら私を含め山組の者も殆どわかりませんでしたのでパンフレットなどを見て勉強しながらお答えしておりました。
あとで、若衆に学芸員がいますので訊いて見ますと彼も知らないとのこと、それは仕方ありませんわな。ただ、勉強しておかなければいかんと感じた次第です。なにしろ、すごい彫金技術の宝なんですから。
それにしてもいい学習をされるなと思いました。
一つ気がかりなのは引率の先生の差でしょうか。私はそのとき警護をしていました。
ある先生は到着後に挨拶され、調査後はご自身もお礼を言われて、生徒達に「みんなでしっかりお礼を言いましょう。」と礼儀に対してもキチット教育をされました。
ある先生は挨拶もなく、勝手に帰られました。また、その先生は近くの店の人と話していた生徒を叱られたのですがお店の方に何も言われませんでした。
この二人の先生を見て、ある意味怖さを感じました。私も後の先生のようなことをしているかもしれないと反省しました。
最後に曳山とは関係ない話しになりました。すみません。
でも「いいまつりでした。」