勝負師
テーマ:ブログ
2009/01/26 20:11
昨日(25日)は朝青龍の優勝で大相撲初場所が終わりました。場所中大入りでテレビの視聴率も大変に高かったようです。
その原因は朝青龍の進退にあったと思うのです。しかし結果は見事に優勝を果し進退問題を吹き飛ばしてしまいました。
朝青龍にはいろいろと問題は有ると思うのですが、私が感心するのは勝負に対する集中力です。本当にあの集中力はすごいと思います。
私もかつて日本中の中学校を相手にバレーボールの指導をしていた時代は、ここ一番を賭けた戦いの時は数日前いや数週間前から寝られないし食べ物がのどを通りませんでした。ただ一点に集中していました。子ども達も監督のそうした姿を感じて集中してくれました。
私は朝青龍の姿を見ていると本当の勝負師の姿を感じます。そして勝負から開放された後の彼の笑顔には何ともいえない優しさを感じるのは私だけでしょうか。
日本の力士には彼ほどの勝負師としてほとばしり出るものを感じません。ただそういうものを表に出さないのが相撲の世界かもしれませんが。
彼に注文をつけるならば相撲は日本の国技ですから、その文化と伝統を大切にしてほしいということです。
コメント
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2009/01/26 22:45私も子供達の大切な試合前は、睡眠不足です。
選手もですが、指導者も勝負師にならなければ、勝負事には挑めませんよね。 -
2009/01/27 08:33おやじさん有り難うございます。
おっしゃる通りです。子ども達は日々監督と共に練習に励んでいるのです。
監督の一挙手一投足に注目しているのは当然です。
監督の姿は黙っていても子どもに伝わるものです。
己に鞭打って頑張ってください。楽しみにしています。 -
2009/01/27 21:21勝ち負けにこだわる過ぎるのはどうかと思いますが、指導者も選手も勝負師たることは、実は精神を養っていく上で肝要なことですね。
商いも同じです。
感謝 -
2009/01/28 22:38勝ちたいと思う監督の下では監督はもとより子ども達も心が育ちません。
子ども達を勝たせてあげたいと思うと、自分も子どももやるべきことが様々に見えてきます。
その時精神が大きく育つのだと思います。