学校2学期制 について
テーマ:教育
2008/10/24 18:06
昨日(23~24日)から2日間藤枝市・掛川市へ行政視察に行って来ました。
そこで、掛川市の「学校2学期制」に絞って報告をさせていただきます。
掛川市では2学期制について平成14年教育委員会の検討から始まりました。
狙いは;生きる力を育てるために、時間的・精神的なゆとりの中で子ども達がじっくり学ぶことができる教育活動を推進するためです。
平成18年度より全市実施(小学校23校・中学校9校)に至りました。
説明を聴く中で気になることを質問しました。それは、確かに小学校においては時間的なゆとりの中で行事等が計画的にゆとりを持って出来るでしょう。
しかし、中学校においては進路決定を控えるために、節目節目で評価を出してそれに基づいた次の課題を個々の生徒に出してあげることが重要になるわけです。特に夏休み・冬休みが大切になるのです。その点ではどうなのかを訊ねました。
回答は、今中学校の校長会から「二学期制を各校の選択にしていただきたい」との要望が出ているとのことでした。
コメント
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2008/10/24 23:05PTAをやって感じたこと
「総合学習」も「生きる力」を養うという本来のテーマを先生が消化しきれていないように思われました。時間的精神的余裕もないのでしょうが、先生と地域の接点が非常に少ないこと。地域の智慧や力をうまく吸い上げる工夫があれば良いのでしょうけどね。西中ではPTAでいろいろと仕掛けしてみましたが、まだまだ。
そのあたりの学校-地域連携を先生のOBの皆さんにも期待したいところなんですが・・・。
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2008/10/25 06:22今日学校だけで教育を進めることに限界が来ています。
地域力を活用して取り組む必要があります。それが「コミュニティスクール」です。
市教委と共に取り組んでいますが、駿馬と駄馬の違いを感じています。