「中国問題」の考察を!

テーマ:政治・経済
連日テレビのとりこになっている私ですが、今日(16日)は14日から読み始めた日下公人・石平氏による対談形式の「中国の崩壊が始まった!」(¥933)を読み終わりました。

北京オリンピック開会式における少女の口パク問題が先に報じられ、今日は「『56民族の子』大半が漢民族」の見出し。それに対する中国側の答弁は「細かすぎる指摘だ。各民族の象徴だということだ」とのこと。

先の本を読み、中国について私の中にかなりの誤解があったように感じました。

紹介したいところは沢山ありますが特にその中の一つを紹介します。

「お金も取ったし、天皇陛下の訪中も取ったし、いろいろな技術も取ったし、そういう意味では成功です。しかし、唯一取れてなかったのは、日本人の中国に対する心だけです。」P199

福田首相は靖国参拝について「お友達の嫌がることをする必要はない」と不参拝を表明しました。福田氏は中国が日本をお友達だと思っていると考えているのでしょうか。

わが国は独立した主権国家であるにもかかわらず、このままでは日本人の心まで中国に奪われかねない状況です。

私は中国は日本文化の母であり話し合えば理解しあえる間柄だと思っていました。しかし、この本を読むうちに考え方を変えなくてはいけないのではないかと思うようになりました。

特に心配することは中国に進出している日本企業です。

興味のある方は是非読んでみてください。

コメント

  1. 2008/08/17 22:00
    中国に進出されている日本企業は、リスクが少ないのは北京五輪終了までということは分析していると思います。中国の行く末は、中国のここ二千年を振り返らば、歴然としていると思います。
    ただ気がかりなのは、ご指摘の通り、日本の首相が中国とお友達だと思っていることです。

    日本には、皇室を中心とした国家観が健全としてある以上、まだブレは修正されていませんが、行く末は心配ないと思います。
  2. 2008/08/18 16:01
    日本と中国は本質的に違うという事を政治家達は認識していると思います。しかしこの巨大な近隣国と付き合っていかざるを得ないのも事実です。友達として付き合うというのは政治的テクニックではないでしょうか。とにかく首相の靖国参拝は国益にはならないと私は思います。
  3. 君が代
    2008/08/18 22:03
    日本では結婚すれば夫婦何れかの姓を名乗ります。中国文明の影響を強く受けている国では男性も女性も父親の姓を引き継ぎます。
    日本の政治家の中にはこの「夫婦別姓」を認めるべく法制化しようというグループがあります。
    これは日本の文明を根幹から覆す大問題であることを知るべきだと思います。
  4. 2008/12/01 22:27
    最近、図書館で「日中の興亡」(青山繁晴/PHP)という本を借りて読みました。平易な文章で地政学的に見た中国の対日動向が書かれた好著だと思いました。今度は「日本と中国-相互誤解の構造」(王敏/中公新書)を借りました。
  5. 2008/12/02 20:38
    油甚さん有難うございます。
    私が今読みたいと思っている本は、新華社の元高級記者、楊継縄氏の「墓碑」です。日本にはまだ出版されていないようですが?
    中国国内ではタブーとなっている数千万人の農民を餓死させた「大躍進」をテーマにした大作です。
    天安門事件もそうですが、中国政府はこうした問題を何故伏せなくてはならないのか。何故国民の目を日本に向けさせなくてはならないのか。
    答は解っていますが、いつも疑問を持っていることです。

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脇阪宏一
真宗大谷派
西蓮寺住職
38年の教職生活を基に、市議会議員2期務めさせていただきました。
現在住職の傍ら健全な青少年の育成を願って、"明るく・楽しく・元気よく"をモットーに、スポーツ少年団バレーボールチーム「長浜パンサーズ」の指導をスタッフと共にしています。
練習会場は長浜小学校体育館で週2回(土・日午前中)です。
現在長浜市内51名の男女児童が参加しています。
参加希望者は何時でも受け付けます。


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