君が代　脇阪宏一

昨日（４日）今日（５日）と二日間、宮司町では二十二日講（乗如上人御迎向法要）が御門徒さん宅において催されました。


この法要は、この地域に住む我が先人から二百有余年に渡り営々と受け継がれてきたものです。いつも思うことは、こうして上人の前に額ずき正信偈を唱えてきた先人なくして私がここに存在することがないのです。


まさにこの席は先人との命のバトンタッチを確認する場でもあるのです。このことは各家庭における法要においても同じです。


今日の私たちの多くは、つい驕り高ぶりおのれ一人で生きていると錯覚しています。機会が有ればこうした席に坐して自分のあり様をじっくりと見つめるてみることが必要ではないかと思います。


午後は１２：３０から長浜北ロータリークラブより卓話の依頼を受けていましたので、３０分近く今日の教育状況を踏まえてお話をさせていただきました。