1市6町合併に向けて思うこと
テーマ:市議会
2008/02/15 21:23
長浜は一昨日の夜から断続的に雪が降り、3年ぶり?の除雪の必要な積雪で約30cmです。
さて、以前に触れましたが今日は1市6町の合併について、思いの一端を述べたいと思います。
合併問題は将来の道州制や各市町の財政状況・少子高齢化・地方分権の進展、さらには広域化・多様化・高度化する行政課題をクリアーするためには避けては通れないと思います。ただ、交付金に目が眩み野合になってはなりませんし、地域のエゴがあってもダメです。最も大切なことは、住民が議論を尽くし後々禍根を残さないことです。また、合併するに当たっては、期待される効果、心配される課題を住民に示すことも大切です。とりわけ大切なことは、我々が生まれ育った湖北の地をどうするのかと言う、住民の多くが同じ方向を向くことが出来る共通のビジョン(バックボーン)を示すことだと思うのです。ビジョンのないところにマネージメントは出来ないのですから。
そこで、私は合併に向けて話が進むのであれば、「琵琶湖の水源を守る」といった大きなビジョンを掲げてもらいたいと思っているのです。琵琶湖は生きています。決して近畿の水がめだけではありません。先人が守り伝えて下さった琵琶湖という財産を、美しいままで子々孫々に伝え残してゆくことこそ、我々の責務だと思うのです。如何でしょうか。
美しい琵琶湖を守るためには湖北の山々や森林・河川を管理してゆかなくてはなりません。これを1市6町でそれぞれが管理してゆくことははなはだ困難です。合併のあかつきには、知恵を出し合い住民こぞって湖北の山々や森林・河川を守り、より以上に他人を呼べる町にしたいと考えています。細かいことはその後に考えればいいことだと思います。
この詳細は、2月29日(金)から始まる平成20年度第1回本会議の一般質問で市長に質問してゆきたいと思っています。
※自宅の前から西(長浜駅の方向)を見た今日の様子です。
コメント
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2008/02/16 06:37>我々が生まれ育った湖北の地をどうするのかと言う、住民の多くが同じ方向を向くことが出来る共通のビジョン(バックボーン)を示すことだと思うのです。ビジョンのないところにマネージメントは出来ないのですから
大賛成です!
わかりやすく、うまく表現していただきました。
琵琶湖を守るため、子供達の将来のためを考えていくことが、我々大人に課せられた重大な課題なのですね。