1分1秒
今年はホワイトクリスマスになりましたね。
純米吟醸の方も順調に搾りまでこぎつけました。
まだまだ瓶詰めしなければならないお酒がいっぱい。
百貨店からのお歳暮の数も少しずつ減ってきて最近は、「6セット送ってください」FAXが届いておりました。
もう、そろそろ終わりやね。
2本箱ものこり12個、どうしよう、注文するか否か。もう終りやろし。
注文したら100個から。
100個でも30030円。
頼んで余ると一年間寝かせるしなぁと注文しあぐねておりましたが、22日の朝に一応注文いたしました。
すると25日必着で48セットの注文FAXが!
きゃぁ~、箱まだ来てないし。
23日に注文先に電話。
会社はお休み、留守電がむなしく響きます。
いつ箱来るやろ~。
24日の朝一番に箱がいつ着くか確認。
24日着とのこと。
でも取り合えず注文しておいてよかった。
バイトの人は午前中だけ。
午前中にできるだけのことをして箱を待ちます。
午前中には来なかった二本箱。
焦る私。
お昼を食べてからお酒の分析を先に済ませておこうと分析し始めたら、
主人から「箱来で~!」
時計を見ると午後2時半。
一人で箱組みするしかない!
この箱組み。
けっこう手間がかかります。
蔵の中で黙々と「蔵」と書いた箱を組みます。
もう頭はクラクラ。
いつも余裕をもって作っておいたのにこんなことになるとは。
たくさん注文をいただくのはうれしいけれど、準備ができてないと苦しみに変わります。
瓶を綺麗に拭いて、あれ入れてこれ入れて蓋。
写真なんか撮ってる場合じゃないやないの~
これだけできた。
ひぇ~、まだあんなに空箱が~
せめて午前中に箱が着いていれば・・・
もう少し前に頼んで置けば・・・
そんなことを言ってもはじまらないのでとにかく手を動かしました。
すべての箱詰めを終らせたのが午後4時30分。
ほんとうはお昼くらいに持っていかないとこの便は翌日着にはならないのです。
荷物の多い場合、普通の宅急便の荷物優先になります。
主人に積み込んでもらって湖北町の宅急便の営業所まで車を走らせました。
外は雪。
なんとか営業所にたどり着き、荷物を全部降ろして後は24日の便に積んでいただけることを祈って
帰ってきました。
なんかいつも1分1秒を争うようなスリリングな仕事をしてるな~。
もっと準備よくしとけよって?
それができないのよ~。