酒蔵女将奮闘日記

そろそろ純米吟醸の仕込みが始まりました。

山田錦を使った純米吟醸と玉栄を使った純米吟醸の仕込を少しずつ日をずらしながら同時進行していきます。

まずは麹つくりから。

この日は山田錦と玉栄を同じ麹室で同時に麹にしていきます。

お米が混じらないように分けて麹菌をふりかけます。

見た目はほとんどかわりません。

「おやっさん、触っただけでどっちがどっちのお米かわかりますか？」と聞いてみる。

「ちょっこし、玉栄の方が硬いかな～」（能登弁）

米を混ぜて冷やしながらこんな会話をしている。

ここでは杜氏さんと色んな話をします。

子供のことだったり、杜氏さんのご家族のことを話したり

もちろんお酒の様子など、色々。

準備してほしいものがあれば、杜氏さんはあれを準備しといてもられるかな、などなど。

私たちのコミュニケーションの場でもあります。

裸の付き合いってやつですか。（私は裸じゃないけれど）

こうして盛って、布をかぶせて一晩置いて明日は朝５時から切り返しです。

遅刻しないように起きなくっちゃ。