食品表示ウォッチャー
父の妹にあたる叔母さんは食に関することやエコに関する色々なお仕事をしています。
その叔母さんから「食品表示ウォッチャーって知ってる?」
と聞かれました。
私ははじめて聞く名前でしたのでどのようなものか教えてもらうことに。
それによると。
これは農林水産省の事業で、消費者から公募で選んだ人に、日常の買い物の機会を利用して食品表示の状況を監視する役割を委嘱しているものなのだそうです。
今年は全国で1000人が活動しているそうです。
叔母さんから聞いた内容を以下に書いてみました。
食品表示って何を監視しているのでしょう。主に、生鮮食品と加工食品の表示がJAS法に基づいて表示されているかをチェックしているのです。生鮮食品は食肉、魚、野菜(果物)の表示、それと容器包装された加工食品の表示で、何を表示しなければならないか以下に表示の基準を簡単に書いてみます。
食肉
国産品 国産と表示
輸入品 原産国名を表示
その他の表示 部位 価格 内容量
魚
国産品 漁獲した水域名か都道府県名を表示
輸入品 原産国名を表示
その他の表示 養殖したものは養殖 冷凍品を解凍したものは解凍
野菜 果物
国産品 生産された産地名を表示
輸入品 原産国名を表示
加工食品の表示
名称 原材料名(添加物 アレルギー物質を含む)内容量 賞味期限 保存方法 製造者
その他、お米や卵、有機食品などの表示の基準があり、日頃なにげなく見ている食品の別の顔も、今は必死で見られていますよ!
ということでした。
日頃買い物などをしていて何気なく表示を見ている人の中に、この「食品表示ウォッチャー」なる人がいらっしゃるかもしれませんね。
食品を扱うお仕事をしている人たちも昔より、より詳しい表示が必要になりますね。
興味のある方は農林水産省の委嘱をうけて、食品の表示を監視してみてはいかが?