にごり酒
にごり酒も急なご注文の分だけ取り敢えず詰めました。
緑の瓶はお神酒さん。
杓ですくって上戸で受ける。
杓ですくって、じょうごで受けて手詰め。
原始的だけど、一番綺麗に詰められます。
一升瓶も。
かな~り重い。
まだまだや~。
そして、こんなんがいつも隣にある。
夕飯前に詰める時にね。
ちょいとくいっと。(笑)
タンクの背が高いので、これを踏み台にして一本詰めては降り、登っては詰め。
これ体力測定にありますよね。
そう、これ大変な仕事だと思うとできない。
体力増強と思えばこれもまた楽し。
900mlと一升瓶合わせて700本今年も詰めます!
これこそ手杓(酌)酒。
充填機
杉玉も上がったことですし、生酒の瓶詰めも急ピッチで進めます。
以前使っていた瓶詰機も古くなり、詰めていてもうまい具合にお酒が止まらず、ダラダラ溢れてしまいます。
そこで去年からこの原始的瓶詰め法に。
生酒なので、なるべく器具を通さずにタンクから直接ホースを使って瓶に。
うちは坂が多いので、その段差を利用して詰めていきます。
桑酒詰めで培ったこの腕で330本楽勝に詰められました。
これでもまだ半分詰まったところです。
前腕筋鍛えておいてよかった。
腹筋は鍛えてないけど。
だけどお酒の充填機欲しいな~。
主人に調べてもらったら、60万くらいするんですって。
うちの軽自動車なみやん。
あかん、高くて買えん。
もうしばらく前腕筋鍛えるか。
瓶詰めの途中で一升瓶の底が割れてお酒がジャ~!
私の両太腿も酒びたし。
たまにあります。
瓶にヒビかはいっていたのでしょう。
熱酒の時はよくあるのですが、詰めたい生酒を詰めている時には珍しい。
一升分こぼれてしまいましたが、酒風呂ってのもお肌にいいらしいので
喜ぶことにしました。
お酒が溢れると床がべたつくので水を流して綺麗に掃除。
後片付けに大分時間がかかってしまいましたが、なんとか前半の予定数は詰められました。
今年の生酒はみなさんに喜んでいただけるかしら。
今一番気になるところです。
そうそう、昨日は杉玉を上げたら、カピパラさんが早速に新酒を買いにきてくださいました。
午前中ににごり酒を詰めて午後からお歳暮の荷物を宅急便の営業所へ運ぼうと店に車で寄った時にたまたま来てくださってたカピさんにお会い出来ました。
「疲れんようにな」って一言。
気は優しくて力持ちってカピさんのことかな。
ありがとうございました。
杉玉
やっとこの日を迎えられました。
今から杜氏さんたちが新しく作った杉玉を吊るしに行かれます。
作ったばかりは結構な重さ。
いつもよりやや大きめの立派な杉玉です。
この杉玉、杜氏さんたちの手作りです。
新しい杉の葉で作ってくださいました。
郵便ポストの前を通って
店の前に到着。
古い杉玉はすでに取り外してあります。
ロープを引っ張って上げていきます。
高い脚立に登って。
杜氏さんがんばって~
私は下で脚立を押さえるだけしかできません。
完成!
今年も緑の杉玉がやっとあげられました。
今年のしぼりたて生酒、にごり酒の完成です。
さあ!これから瓶詰めしてきま~す。
絨毯
最近毎日、湖北町の宅急便の営業所までお歳暮の荷物を運んでいます。
その帰り、田上の神社をのぞいてきました。
おお~、綺麗。
黄色い絨毯。
紅葉の季節も綺麗だけれど、その後も目を楽しませてくれます。
こちらはもみじで真っ赤な絨毯。
自然の織り成す原風景。
子供が小さい頃、この落ち葉を頭にかけあって遊びました。
可愛かったな~、あの頃の子供たち。。。
一人で頭から落ち葉をかぶっていると変な人に思われるので、やりたいのを我慢して
しばらくうっとり眺めていました。
現実を忘れさせてくれるひとときでした。
はよ、帰って仕事せな~~~~~!
初しぼり
ようやく新酒が搾れました。
搾り機からたれつぼの中にしぼりたてのお酒が出てきます。
ん~とってもいい香り。
なみなみなみと。
少しうすにごりです。
お供えするお神酒さんを3本汲んでから、ちょっと味見。
口に含むと微炭酸。
ここでしか味わえないあらばしり。
あ~これがあるからやめられない。
去年が超~辛口だったのですが、今年は少し甘口でやわらかめのお味です
昨日一日で搾ったのですが、そこにお歳暮の注文がきたり、分析したりでなかなか瓶詰めができません。
本当はここで杉玉を上げるのが本当なのでしょうが、杉玉を見て新酒を買いに来られるお客様がいらしても瓶詰めができていないとお売りできないので、緑の杉玉くんには待機してもらっています。
なるべく早く詰めたいと思います。
もうしばらくお待ちくださいね。