切ります
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、この時期にご登場。
この包丁が出てくるとこのお仕事のはじまりです。
今回は無農薬栽培米の山田錦の板粕です。
40k以上ある酒粕をまだ雪のある庭をバイトの子と二人でえっちらおっちら運びます。
またこの距離が長い、重い!
腕力を強化したところで今度は粕を切っていきます。
だいたい同じ大きさになるように型紙置いて。
次は500gづつに量っていきます。
この時期、板粕はとっても冷たい。
指先が凍るようです。
袋に入れて
封をして
はい、出来上がり。
一日この仕事をしていましたが、どれほども数ができず、はぁ~
この一週間はこのお仕事続けます。
切れ端。
味にはかわりないんですけどね。
商品にはなりません。
夏の生け粕用へとタンクに掘り込みます。
部屋の中は酒粕の香りでいっぱい。
バイトの子はお酒に弱く、酔っぱらいそうと言っていました。
私ですか?
酔うわけありませんやん。
ともの木新年会
私が年末は忙しいとのことで、先日ともの木の新年会がありました。
まずは一年間の反省と会計報告。
それと今年の年間計画をたてて、今年も楽しくやりましょうと北国街道しぼりたてで乾杯!
つきだしにとろろのいくらのせ。
わさびがちょうどいい感じに利いてておいしい~!
メンバーの旦那様が作って下さいました。
鮭と鯖の燻製。
わぁ~tossanみたいな旦那さん。
う~ん。美味!
お寿司もつまんで
今日のメインは牛タンのしゃぶしゃぶ。
これもメンバーの一人が作ってきてくれた自家製柚子ポン酢とごまだれでいただきました。
この牛タンも、おネギも水菜も全部この燻製を作ってくださった旦那様が切って用意してくださいました。
私たちはMyカップとお皿とお箸を持って行っただけ。
ネギだけに十分にねぎらっていただきました。
みんながそれぞれに漬けたご自慢のお漬物もたっぷりいただきました。
肝心のしぼりたて生酒とにごり酒の写真を撮るのを忘れて
舌鼓をうっていた私です。
酒屋の風上におけんな。
解禁
一通りお酒の搾りが終わりました。
解禁です。
大好きな納豆。
国産納豆。
お酒造りの間は自分も、もちろん家族も誰も口にできない納豆。
11月から食べてないから2ヶ月半。
特に麹を造っている時に納豆菌は絶対入ってはいけないので、ここは我慢。
麹菌と納豆菌と繁殖する環境が似ているらしいのです。
麹菌が納豆菌になったら大変ですからね。
ここは毎年じっと我慢の子。
久しぶりの納豆、おいしかったです。
人間、たまには我慢もしないとね。
鯉のこまぶし
父から、自分の車にはスタットレスタイヤがはまっていないので、私に余呉の川並まで乗せていってほしいと頼まれました。
久しぶりの父とのドライブです。
昨日、主人の福島に住むお姉さんが法事に帰って来られた時にお土産に持たせてあげようと父が頼んでおいたそうです。
冬の賤ヶ岳もなかなか風情があります。
余呉湖も薄く氷の張っているところがありました。
わぁ~、たくさんの人。
わかさぎ釣りのシーズンですね。
さすが余呉、木之本より雪が多い。
小雪が舞ってるし。
余呉湖畔の民宿『みずうみ』
父はここで頼んでいたようです。
本当は鮒のこまぶしをと頼んだそうですが、鮒が手にはいらなかったそうで鯉のこまぶしになりました。
肉厚でおいしそう。
久しぶりに帰ってくる娘に食べさせてあげたい親心ですね。
私もお相伴にあずかったことは言うまでもありません。へへへ
団体さんいらっしゃ~い
昨日は母が法事にでかけておりまして一人お店番。
お昼まえに旅行社からお電話。
「先日お願いしておりました件で、20名ほどのお客様を連れて1時から1時半の間にお伺いします。よろしくお願いします」
き、聞いてないよ~。
母が私に言い忘れたのでしょう。
「こんにちは~」がやがや、わいわい。おじさんばっかり。
一通りお酒の説明をさせていただきといいましても、20人いらっしゃると、聞いてる方やらまだ店の外にいらっしゃる方やら。
「まずは飲んでみんとわからんでな」
ということでご試飲をしていただきました。
もうすでにバスの中でいい感じに酔いが回っていらっしゃるお客様もいらして、私の事を
「姉ちゃん、姉ちゃん」と呼んでくださいます。
試飲してからが大変、次々に「わしコレにするわ、姉ちゃん」
「わしのが先に頼んだんやで、姉ちゃん」
わいわい、がやがや。。。もうご自分で盃についで飲んでいらっしゃいます。
ほとんど居酒屋状態になっておりました。
生酒やにごり酒も売れましたが、
ここでしか飲めないお酒をと皆さん桑酒をたくさん買ってくださいました。
「姉ちゃん、たくさん売れてよかったな」
「はい。ありがとうございます」
ご試飲していただいているところを写そうと思いましたが、写している暇がなく、お客様の帰られる後姿だけこっそり。
賑やかなお客様達でした。
ありがとうございました。またお越しくださいね。
ところでどこから来て頂いたのでしょう、聞くのを忘れてしまいました。
ご試飲のあと。
お客様が帰られていつもの静かなお店に戻りました。
姉ちゃんと呼ばれまんざらでもない私って。