酒蔵女将奮闘日記

５日から仕事はじめという方も多いと思います。

酒造りをしていますと、正月があるようなないような。

一日から仕事はしておりましたが、バイトさんに来てもらったのは５日からです。

さっそく正月にしぼれた純米吟醸の酒粕はがし。

外は雪。

さむ～。

無農薬栽培米　山田錦の板粕。

とっても分厚いです。

例のごとくかっば着てはがしていきます。

米の量が多かったので板粕も分厚つくてはがしやすい。

きれいにはかしたものは箱の中に。

ここで登場、年代物のはかり。 

前回教えてもらったとおりに量りに乗せて重さを量っていきます。

全部の重さを量り、後で空箱の重さの合計を引きます。

どうも手がかじかんでうまくおもりがつりあう目盛りに合わせることができません。

あとは下に落ちた粕を細かく手で砕いていきます。

氷を触っているように冷たいお仕事です。

手がかじかみました。

これを触っていると手が綺麗になるんやでぇ～っとバイトの子を励ましながら。。。

バイトの子：「そんなうまいこと言うて。」

そしてバラバラになった粕はタンクの中に。

その上にビニールをかけて粕用の綺麗な長靴に履き替えて私の全体重をかけて踏み固めます。

お父さんより、私の方が重いかも。

だめだわ。もっと太らなくっちゃ！