団体さんいらっしゃ~い
昨日は母が法事にでかけておりまして一人お店番。
お昼まえに旅行社からお電話。
「先日お願いしておりました件で、20名ほどのお客様を連れて1時から1時半の間にお伺いします。よろしくお願いします」
き、聞いてないよ~。
母が私に言い忘れたのでしょう。
「こんにちは~」がやがや、わいわい。おじさんばっかり。
一通りお酒の説明をさせていただきといいましても、20人いらっしゃると、聞いてる方やらまだ店の外にいらっしゃる方やら。
「まずは飲んでみんとわからんでな」
ということでご試飲をしていただきました。
もうすでにバスの中でいい感じに酔いが回っていらっしゃるお客様もいらして、私の事を
「姉ちゃん、姉ちゃん」と呼んでくださいます。
試飲してからが大変、次々に「わしコレにするわ、姉ちゃん」
「わしのが先に頼んだんやで、姉ちゃん」
わいわい、がやがや。。。もうご自分で盃についで飲んでいらっしゃいます。
ほとんど居酒屋状態になっておりました。
生酒やにごり酒も売れましたが、
ここでしか飲めないお酒をと皆さん桑酒をたくさん買ってくださいました。
「姉ちゃん、たくさん売れてよかったな」
「はい。ありがとうございます」
ご試飲していただいているところを写そうと思いましたが、写している暇がなく、お客様の帰られる後姿だけこっそり。
賑やかなお客様達でした。
ありがとうございました。またお越しくださいね。
ところでどこから来て頂いたのでしょう、聞くのを忘れてしまいました。
ご試飲のあと。
お客様が帰られていつもの静かなお店に戻りました。
姉ちゃんと呼ばれまんざらでもない私って。