酒蔵女将奮闘日記

阪急の催事まで２週間。

荷物の発送は来週の週末。

気ばかり焦っていても仕方がないので、本日はまず純米酒の瓶洗い。

毎度おなじみの瓶洗い風景ですので、見飽きた方はすっ飛ばしてください。

換気扇を回しているのですが、モクモクと蒸気が充満。

バイトの子曰く「この蒸気、有害ちゃうやろな」

「うたぐり深いな～、大丈夫！湯気、湯気！ただでミストシャワーや」となだめて。

今回はバレンタイン用の１８０ｍｌの瓶も洗いました。

ちっさーい。

軽～。

でも本数はあるのでかかる時間は同じ。

なかなか手間がいります。

最後に一升瓶。

いつもより大きく感じました。だって１０倍お酒が入るんですもんね。

でもやっぱり大きい方が洗いやすい。

・・・と当然「パリーン！」と瓶洗い機の中で瓶の割れる音。

１８０ｍｌの瓶を洗っている間に温度が高くなった模様。

冷えた一升瓶を入れたもんだから、中で割れました。

出てきた瓶はこんなお姿に。

次は、私の頭上からポタリ。

雨？

いや、ここは屋根がある。

またポタリ。

今度は手の上に。黄色い液体。

水蒸気が天井に溜まって天井の古～い木から露が落ちてきました。

今度は黄色い雨か。

雲ができて雨が降る、自然の摂理ですね。

色々ある瓶洗いです。

午後から請求書配りに行ってきま～す！

長浜はといってもここも長浜か。

元、長浜市はすっかり雪も融けて少しの雪の固まりも見かけることがなくなりましたね。

木之本も道路などの雪はずいぶん融けて車での通行も不便を感じなくなってやれやれです。

日曜日はまた寒気が来ているというので、また雪かと心配しましたが、少しあられやみぞれが降った程度で少しほっといたしました。

しかし、母屋から離れに行く道中や、駐車場などはまだ雪がたくさん残っていてまだ長靴で歩いております。

昨日は午前中は母が老人会の新年会に、主人は自治会の総会に出かけたため、お店番。

頼まれている発送の伝票書きをしてしまおうと店番しながら、仕事をしておりますとご夫婦のお客様がきてくださいました。

純米酒のと本醸造の１升瓶を箱入りにして　２セット。

別に純米１升瓶と純米吟醸生酒１升瓶をそれぞれお供えの熨斗つけて。

その他お持ち帰りに純米酒、生酒、純米吟醸生酒７２０ｍｌ２本づづ。

そして別に発送に純米酒２本と純米吟醸生酒７２０ｍｌを買ってくださいました。

これがさあ、箱に入れようとすると２本入りの箱が１つしか出てない。

本醸造のレッテルが１本しか貼れてない。

純米酒も２本しか貼れてない。

あっちへバタバタこっちへバタバタ。

ほんとになんて準備不足なんでしょう。

父にその度に蔵へ取りに走ってもらってなんとかなりましたが、お客様をお待たせすることになってしまい、本当に申し訳なかったです。

このように何本も買っていただくお客様はお得意さまで、このお客様も去年うちで買っていったお酒がおいしかったので、またいただきにきましたとおっしゃってくださいました。

もう少し在庫管理をしっかりする必要があります。

・・・とここに嫁に来てからずーと思っていることなのですが。

午後には父が濾過してくれたお酒の分析。今回は５本のアルコール分析。

時間かかるなぁ、と思いながらお酒を１５度に温めるためのお湯を汲みに自宅まで。

そこにココがまた柵を乗り越えて猛ダッシュ！

まだこんなに雪があるんですよ～。

いつになったら融けるのでしょう。

同じ長浜とは到底思えない。

先日、やっと阪急阪神百貨店うめだ本店から２月の催事の日程が決められてきました。

大体は昨年行った日にちと同じような日程で組んでくださるのですが、今まで３つの酒蔵が試飲販売をしていたので、昨年の９月にリニューアルオープンした売り場は、酒蔵が２つ。

それも時には、一つは日本酒、もう片方は焼酎の蔵元さんが来られることがあるそうです。

このあたりで、今回２月の催事にいつも通り呼んでいただけるのか、またどの週の催事になるのかがとても気がかりでした。

今年は２月の１０日から１６日で行うことになりました。

昨年はバレンタインデーを含めて４日間の週でしたので、もう一つの酒蔵さんが持ってこられていたバレンタイン用BOXが私の目の前で飛ぶように売れておりました。

今回はバレンタインデーの日を含めて５日間。

ここはやるしかない！

でも今年は日曜日がバレンタインデーのため会社がお休みなので義理チョコは少ないかもしれませんね。

油甚さんが命名してくださった『マルベリーワイン』として可愛い容器に入れた桑酒も考えてはみましたが、だいだい日本酒をバレンタインデーに考えるお客様は彼氏が甘いものが苦手だからとか、お父様がお酒が好きだからという理由で買われる事が多いため、２０１０年の２月の催事には是非ともバレンタインデー用のBOXをと考えておりました。

しかし、実際作ってもこの週に催事をすることができなければ、木之本の店で数をこなすことは不可能ですし、あーでもない、こーでもないと言っている間に１月になってしまいました。

見切り発車ではありましたが、もう間に合わないということで、お正月の休み明けに特注の箱を発注。

レッテルのデザインもお願いし、なんとか箱が送られてきました。

箱も瓶の大きさに合わせて木型から作るので、けっこうな費用がかかり、今回は完全な赤字ですが今後のことも考えて思い切って作ることにしました。

昨日は早速箱組開始。

急遽土曜日でも行ってあげるよ～のお友達にバイトを頼み、二人でひたすら箱組み。

こんな感じの黒いBOX。

かぶせ式の箱にいたしました。

どんどん、どんどん積み上げて

１８０mｌ入りなので小さくて、いつもと勝手が違います。

出来上がりのデザインしたラベルがまだ届きません。

内心、間に合うのか？

ハラハラ、ドキドキ！！

まだ出来上がってきたらUPさせていただきます。

お酒のろ過がやっとできたばかり、今から純米も純米吟醸も詰めなくてはいけません。

今週が勝負です。

いつもながらぎりぎりのお仕事でございます。

今回は義理猪口はついておりませんのであしからず。

先日、このブログで青大豆の事をかいたことがありました。

その後、信州の従兄弟がそのブログを家族で見てくれて、

「これは是非また送ろう」ということになりわざわざ信州から送ってきてくれました。

こんなにたくさん！

ありがとう。

天の恵み

ブログの恵み

この前は、私と主人で全部いただいてしまったので、今度はお父さんやお母さんにも炊いてあげます。

枝豆風に。

お友だちにも分けてあげられる量です。

みんなで信州の青大豆おいしくいただきます。

またまだビールがすすむ君です。

母が彦根の親元へ法事に行って季節のお菓子をもらってきてくれました。

 糸重さんのうぐいす餅。

うぐいす色のきな粉にほんのり上品な餡。

少し濃いめの日本茶にぴったり。

外にはまだ雪がどっさり。

季節先取りの和菓子です。

そういえば去年ブログでうぐいすの写真とったような。

４月でしたね。ほんとにうぐいす色。

まだまだ春は遠いなぁ。。。と

うぐいす餅を食べながらつぶやきます。