さようなら大阪の老舗ホテル
本日、私どもの業界の例会が大阪で開かれまして、大阪の中津にあるラマダホテルに行ってまいりました。今回の例会はいつになく盛り上がりました。また、ラマダホテルも最後ということで、奮発してくれたそうで、懇親会もいいものになりました。私は懇親会は出る予定ではなかったのですが、最後ですから出たくなり、出席予定の人が急きょキャンセルになったので席が一つ空きましたので出させてもらいました。本当は泊まりたかったんですけどね(笑)。
最近、食品材料の偽装か誤表示かという話題で持ちきりの大阪のホテル業界です。阪急阪神ホテルホールディングスではお客さんに返金する費用を約1億円ぐらい予算立てているそうですが、何年か前に北海道で西友が返金すると言ったら「私も買った。」と嘘の申し出が相次ぎ、売り上げの4倍の返金が出たそうです。今回も「阪急ホテルのレストランで私は50回食事した。」なんて嘘を言う人が大勢出そうな気がします。
さて、そんな大阪のホテルの中でも昔は御三家と呼ばれた老舗ホテルがありました。1999年に閉鎖した、大阪駅の隣の福島駅の近くにあった大阪ホテルプラザ。ロイヤルホテル(現在のリーガロイヤルホテル)、そして今回閉鎖するラマダホテル(旧・東洋ホテル)です。ホテルプラザは昔のラブアタックだったかなフルコースディナー早食い競争でのディナー提供やディナー付き宿泊券の提供などがありましたね。1998年の暮れに私は青年会議所の近畿地区出向で一度会合が開かれ、このホテルプラザに行ったことがあります。その時に、もう閉鎖すると言われて「もったいない。残念だね。」と思いました。
あれから14年。関西のホテル洋食の元であるとマンガの包丁人味平に書いてありましたが、旧東洋ホテルのラマダホテルが閉鎖します。何年か前に外国資本が入りラマダホテルと名を変えました。このホテルも古くなり45年経ったので耐震などで手直しをするのに金をかけても回収が困難と判断され閉鎖になったそうです。
大阪の中津ですからけっこう便利なところにあり、新大阪にも梅田にもすぐにいけます。宿泊もJALの客室乗務員さんも泊まっていました。日航ホテルでないんやなと思い見ていました。価格もリーズナブルで料理などの内容もいいホテルでした。今回の例会をするのにも日航ホテルとラマダホテルでは全然価格が違いますのでラマダを使うことが多くなっていました。
懇親会の最後にホテル関係者から挨拶がありました。時代が動こうとしている、それを感じる例会でした。