フェアプレイ賞
残念な結果に終わったWBCの日本チームですが、試合後に選手が整列して応援してくれたスタンドや相手側に礼をする姿が関係者から称賛されているらしいです。
実は今、ネットを開いてみていたら女子サッカーのビック大会の一つであるアルガルベ杯でアメリカが優勝し、日本は順位戦で中国を破り5位となりました。そんな中で日本選手(なでしこジャパン)はフェアプレイ賞を受賞したそうです。
サッカーでは男子が銅メダルに輝いたメキシコ五輪で受賞していますね。
やはり今大会の日本の様に負けてしまうとガックリくるものですが、選手の礼儀正しさなど、本当に日本人が誇りとすべきものかもしれません。
そういえば何年前か彦根東高校が選抜で21世紀枠で甲子園に出場しました。千葉の習志野に惜敗しましたが、両チームの応援は素晴らしく表彰を受けましたね。
やはり勝つことは何よりも大切ですが、こういう姿勢と精神を常に持っていることは実は一番強いのかもしれません。
よく頑張った日本
WBC残念でしたね。日本代表(侍ジャパン)はプエルトリコに1-3で敗れました。主審のストライクとボールのジャッジがどうも向こう寄りだった気がしますがそれは言ってはならぬことでしょう。
また日本が2次ラウンドと決勝ラウンドが空いたのに対し、向うはそのままで来られたのもあって、日本のカンが戻っていなかったのもあるような気がします。それでも最後まで色々と試みて頑張った日本でした。
前回まで好成績を収めたチームが敗退していく中で、この両チームは取り組む姿勢なども非常によく、素晴らしい両チームでした。明日のもう一つの試合はおそらくドミニカが勝つでしょうけれど、オランダも強いからわかりません。どのチームも初の決勝進出。いい大会で締めくくって欲しいですね。
そして野球の素晴らしさを広げるために、大会の時期も考えた方がよさそうですね。
尊敬し合えるライバル
WBCも、明日が準決勝。パワーのあるプエルトリコが相手です。今大会は不思議な大会でした。韓国が1次リーグで早々に敗退。キューバもオランダに連敗して2次リーグで敗退。3回目の今度こそという感じで乗り込んできたアメリカも2次リーグで敗退しました。
今大会のベスト4はオランダ、ドミニカ、プエルトリコ、そして日本です。オランダもカリブ海にある自治領のアンティル島出身の選手が多いということでカリブ海諸国が強い大会となりました。
今大会の2次リーグで今大会最高の名勝負であった、日本対台湾は、感動的な試合でした。被災した日本にたくさんの援助を贈ってくれた台湾に対して観客が「ありがとう。」のカードなどをささげました。これもツイッターでの呼びかけだそうで、ネット社会の凄さを証明しています。
激戦の後、逆転負けした台湾でしたが試合後、マウンドに円陣を組んでスタンドに向かってお辞儀をしたそうです。そして「尊敬する日本といい試合ができた。まだまだ力が及ばない。」という監督。お互いが相手に敬意を持って試合をすることは素晴らしいですね。
フィギャースケートの世界選手権。女子は浅田真央選手と金妍児選手が素晴らしい勝負をしました。彼女らも素晴らしいライバル関係ですね。
私なんぞはライバルがこけたら、ありがたいと思ってしまうかもしれませんが、ここまで高め合っている2人ですからお互いが尊敬し合っているので、年々素晴らしいスケートをするんでしょうね。
尊敬し合えるライバル関係は本当に素晴らしいですね。人間の人生は、こういう素晴らしいライバルを持てるかどうかで決まるのかもしれません。
いやしくも、前回の大会で日本に勝ってマウンドに国旗を立てた韓国チームの行動は相手に対する礼儀を失したもので、ああいうことをしては進歩が無くなる人間の価値を下げてしまうものだと思います。