商店街の訃報
本日は休みでしたが、少し仕事をしていたのと夕方出かける用事があったため店におりました。16時ごろ携帯を見るとKかぜさんから電話が入っていましたので「何ですか?」と返信しましたら、すでに店を閉めて入院しておられたSはんこ屋さんがお亡くなりになられたということでした。
Kかぜさんが「訃報はわしが作ってもええさかい、Sホールに生花を頼んでほしい。」と言われますので「日取りなどは聞いておられます。」と言うと、まだとのこと。「そしたら、Sホールに頼むときに注文書に書いているからわかるし、私がします。」ということで結局私がすることになりました。
Sホールから注文用紙がFAXされてきまして、訃報を作成、長浜倶楽部に行ってコピーして配ります。今日は火曜日で休みが多く、開けている店も早く閉めます。お店は郵便受けがない店がなぜか多いのです。それで、扉などの隙間に入れたりして苦労して配布しました。
それにしても、寂しいですね。この商店街の元店主の多くは私の父と同じ世代の方が多く、こんな言い方をしたら不謹慎ですが、もうそろそろと言う方がけっこうおられます。
商店街が賑わっていたころ、衰退していたころ、まちづくりが成功して違う賑わいが出るようになったころ、また子供のころからおられる方などは戦前も知っておられます。そういう方たちが亡くなっていかれるのは本当にさびしいですね。
以前紹介した、IHやのM村さん。「私もまだボケてはいないから、何でも聞いてください。」とおっしゃっていました。このまちの良さを伝えていただけるように、古老と言われる人々にいろいろ聞いていきたいものです。
Sはんこやさんのご冥福をお祈り申し上げます。