春は曳山祭りから
よく春はセンバツからと言われますが(単に選抜高校野球主催者の毎日新聞がそう言っているだけかもしれません)長浜は春は曳山からでしょうね。
春休みに入ると、出番山の山組では稽古が始まります。桜が開花し始めるころに稽古が仕上がりの佳境を迎え、祭りが始まるころに桜が満開という、非常に素晴らしい春の迎えが長浜です。
実は本日、当社も所属しております大手町は本年出番でございまして、本日は中老の祭典会議が行われました。雪が残り、まだ春は先のような気がしますが、祭りに向けて各地では着々と準備が進められています。
実は、標記の題で検索しますと油甚さんが3月25日に載せられた文が出てきました。昨年、3月11日に東日本で大震災が起こり、わずか1か月で開催をどうするか非常に難しい選択を迫られた年でした。私や油甚さんの考え方とは少し違う判断を総當番ではされたわけですが、素晴らしい判断であったと思います。
あれから1年、違う意味で祭りが開催されます。昨年、準備で商店街の石畳に養生をしていたとjころ阪神大震災を経験されたお客様が「こんな時だからこそやって欲しい。」と言われたことが忘れられません。
今日も席でお話していたのですが、湖北には祭りがあります。コブログでおなじみの方が頑張っているおこないなど、本当に祭りが多い湖北です。しかし、これがあるからこそ、絆の深い湖北があるのだと思います。
つらい時でも「冬は必ず春となる」と言われます。この春の喜びをかみしめ、いい年を作っていくためにいい祭りでありたいと思います。そのために、皆様一緒に祭りを楽しんでいただきたいと思います。
春は曳山まつりから。自分にできる限り楽しくいい祭りにしていきたいと思います。