将棋まつりプロは凄い
本日から2日間、曳山博物館とその周辺で「ながはま将棋まつり」が開催されます。プロの将棋士が10人も来られまして、サイン会や公開対局等色々と将棋ファンにはたまらないイベントであります。
中でもプロの凄さを体験できるのが、100局(100面)指しという、プロが一人で何人もの人を相手に将棋を打つことです。
今日は、男性、女流8人のプロが一人8人ずつを相手にされました。参加者は自分の棋力に合わせて駒落ち(ハンディ戦)で行なわれます。さすがに平手(対等の勝負)はなかったようです。
女の子で将来の名人間違いなしと言われる豊島5段に6枚落ちで勝った子もいました。
さて、プロとアマチュアがあるスポーツやゲームのジャンルは色々ありますが、差が大きなものの代表として将棋が上げられます。
現にアマチュアで5段くらいでもプロなら3か4級だそうです。ちなみにプロの4段にならないと正式なプロとは認められません。
今回この8面指しは見ていて凄かったですね。勝っても負けても、終了後、指導されるのですが「ここで、こう打てばよかったですね。」といって何手も先に戻って指導されるのです。その棋譜へ正確に戻るのですから凄い。私なんぞ、絶対に元には戻せません。それも8人を相手にしてですからね。それぞれの事を覚えているのですから人間の能力は凄いもんなんですね。
明日も開催されますから、どうぞいらしてください。なおこの指導対極は12時から、途中からでもかまいません。それでもプロは充分に片付けられますから。
天気が持つといいのですけどね。