名言、迷言、
昨夜、台風の一日が終わってホッとしていて、夜寝ようと思いましたら、6チャンネルだったかな「ビーバップハイスクール」という漫才コンビのハイヒールが司会をする番組が始まりました。ちなみにリンゴさんは私の大学の同級生です(全然知りませんけどね)。昨夜のテーマは「名言」。歴史上の人物や大きな功績を残した人が残した言葉は「名言」として私達の人生の道しるべになっております。
同じことばでも私が言うのと偉大な人が言うのでは全然違います(あたりまえですね)。昨夜は名言としていわれている言葉が実は違う意味で、その人物は発していたというような名言の裏側を述べていました。
例えば発明王・エジソンの「天才は1%のひらめき(才能)と99%の努力」という名言があります。テレビでは順番が逆だったかな?この言葉は何事も成し遂げるには努力の大切さを物語っていると私達は教えられてきました。
ところが実は違うそうで、天才という風に成し遂げるには努力はあたりまえで、それ以上に1%のひらめきが重要ということらしいです。
また、「あなたはなぜ山に登るのか?」「そこに山があるからだ。」これも有名ですが、実はこれを述べた人が、新聞記者などから同じような質問を受けて邪魔くさくなって答えたのが、その言葉だそうです。沢尻エリカの「別に」と同じだと言っていました。
私達も人生を重ねていくと色々な方の心に残る、忘れられない言葉があろうかと思います。それが名言であれ迷うほうの迷言であれ。何年か経ってその当事者にその時の事を言うと「覚えていないな~。」と言われますね。
私は名言というものは聞き手の状態がその状態になったときは名言であると思います。そうでなければ「馬の耳に念仏」でありましょう。
また名言を発する資格もあり、やはり、物事を何か成し遂げたり、仕上げた人でなければ、いくらいいことをいっても言葉が名言とならない気がします。ときたま例外がありますけどね。
私にも忘れられない言葉はたくさんありますが、一つだけ紹介させていただきます。柔道で世界選手権4連覇を達成された藤猪先生の言葉です。
「おまえらいつも日本一、世界一になるつもりで練習しているんやろな。」