公募校長Ⅱ

テーマ:教育
今朝(20日)の報道に、大阪市の「公募校長 半数以上に問題」とありました。


内容は今年度民間企業等外部出身の11人が校長に着任。そのうち6人が短期間に不祥事やトラブルなどを起こしたと云うものです。


この問題について、梶田叡一氏(元兵庫教育大学長)は


“もはや個々の校長の資質や研修の問題というより、公募で多数の校長を選ぶ制度そのものが問われる事態だ。


良い人材が採用される見込みもないまま、実施に踏み切った橋下市長と市教委の責任は重い。十分な検討をせず、思い付きで政策を進める姿勢を改めるべきだ”とありました。


杉並区の和田中学校校長を五年間務めた藤原和博氏は、東京大学経済学部卒業後リクルートで営業統括部長や新規事業担当部長等を務め、さらに杉並区教育委員会参与を務めていました。


トップ企業の中枢で職務を全うし、教育にも係っていたことがあのように立派に校長を務めるバックボーンとしてあったのです。民間人の希望者を選考すれば誰でもできる仕事ではないのです。


学校教育現場では、25年前後現場でしっかりと経験を積みその中で実績のある人が管理職にならないと子供の理解も職員の扱いも解らないものです。それらのことが数か月の研修で決して身につくものではありません



大阪市は次年度は35人の公募校長を採用する予定とか。被害が大きくならない間に修正するべきだと思うのですが如何でしょう。

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脇阪宏一
真宗大谷派
西蓮寺住職
38年の教職生活を基に、市議会議員2期務めさせていただきました。
現在住職の傍ら健全な青少年の育成を願って、"明るく・楽しく・元気よく"をモットーに、スポーツ少年団バレーボールチーム「長浜パンサーズ」の指導をスタッフと共にしています。
練習会場は長浜小学校体育館で週2回(土・日午前中)です。
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