民間人校長

テーマ:教育
大阪市では今年度初めて公募による民間人校長を配置しました。ところが3ケ月で退職する校長、保護者へのセクハラ問題で調査を受ける校長と問題が出ています。


大阪市長が民間人校長を入れたいと思う理由もわかります。その根底には先の学力調査でもわかるように大阪市の低学力があるのでしょう。だから民間人校長をと云いうのはちょっと違うように思います。


教育現場のトップは教育のあらゆる問題に精通していなくてはなりません。しかも何十人かの職員を束ねなくてはなりません。こうしたことは教師間の切磋琢磨と長い年月をかけた体験で身に付くものです。


教頭経験もなくましてや教育現場の経験のない民間人校長となれば、よほどの人物(学習力のある)でないと無理だと思います。


それより、民間人を途中採用することにおいては大いに賛成です。それは教育現場にも大いに刺激を与えることと思います。そうした後に管理職になることには何の問題もないと思うのですが?


組織を変えるために新しい血を入れたいという思いは解りますが、教育現場のトップにいきなり民間人を持ってくることには大きな疑問を持ちます。足元の改革こそ優先するべき課題ではないでしょうか?

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脇阪宏一
真宗大谷派
西蓮寺住職
38年の教職生活を基に、市議会議員2期務めさせていただきました。
現在住職の傍ら健全な青少年の育成を願って、"明るく・楽しく・元気よく"をモットーに、スポーツ少年団バレーボールチーム「長浜パンサーズ」の指導をスタッフと共にしています。
練習会場は長浜小学校体育館で週2回(土・日午前中)です。
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