拉致か?
今日(13日)の新聞の見出しに「中国当局 人権派弁護士 拉致か」とありました。
リードには「中国の人権派弁護士として知られる高智晟氏が行方不明になっている。関係者はクリントン国務長官が今月末訪中するこや来月上旬全人代が開かれることから、当局が“口封じ”のため身柄を拘束したのではないかと推測している」とありました。
今年は中国共産党建国60周年、民主化を求めた天安門事件から20周年にあたります。そんな時、昨年末中国の有識者300を超える人たちが共産党独裁体制の終結と民主化を求めて「08憲章」をインターネットを通して発表しました。
その訴えるものは自由・人権・平等・民主の普遍的理念に基づき①憲法改正②三権分立③公職選挙④軍隊の国有化⑤私有財産保護⑦中華連邦共和国の建国など19の主張を盛り込んだものです。(中華は他の名称にしていただきたいものです)
ところが胡錦濤政権は発足当時政治改革姿勢を打ち出した様子とは異なり、最近は保守への回帰が伺えます。これは麻生さんとよく似ているようにも思えます。
前年度末からの急速な世界的恐慌の中、中国もその波をかぶり経済が悪化しているとはいえ、真の安定を図るために民主化に是非向ってもらいたいものと期待するものです。“中国人よ立ち上がれ!”の思いです。
無理なことなのでしょうか?