いじめ防止条例

テーマ:教育
今日(20日)の報道に、19日大津市議会で「子どものいじめの防止に関する条例」が可決したとありました。これは大変に良いことだと思います。


その意義について、政策検討会議の北村正二座長は「生徒や教職員、保護者、地域全体で解決しなければならないという意識を高めてもらうため」と述べています。


国においてもいじめの早期発見・予防等を盛り込んだ法案作成を自民・民主両党が進めているといいます。両党の重視するのは「外部の目」を生かすことのようです。


「外部の目」や「地域の力」の必要性について私は早くから述べてきました。条例を作れば解決するものではなく、その具体化が必要です。


ほとんどの学校は先生と生徒と云う特殊な環境社会であると共に、先生方は日々雑務に追われ忙殺される状況です。


今学校に必要な体制は、先生が個々の子どもに向き合う時間が増える仕組みと、多くの目が子どもに向く仕組みつくりです。


その解決の一つの方法は、保護者や地域住民が学校運営に参加する「コミュニティスクール」の一刻も早い実施だと考えています。


このことについては3月議会の一般質問の中で触れたいと思っていますが、今こそ、旧来の学校教育形態の抜本的改革が求められる時ではないかと思います。



コメント

  1. にーに
    2013/02/20 22:09
    ひとつ気になったのは、保護者に、いじめを見つけた時に通告の義務があるとした点です。親に義務を課すのは何かしっくりこないんです。
  2. 君が代
    2013/02/22 13:04
    にーにさん、有り難うございます。
    そのようになっているのですか?義務化はおかしいですねェ!
    いじめには様々な背景があります。最も大きな問題は家庭教育だと思います。
    家庭で「優しさや思いやり」「自他の区別」「恥ずかしいこと」等を教えているでしょうか。
    いま大切なことは、しっかりと家庭教育ができる「親育」ではないかと思っています。

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脇阪宏一
真宗大谷派
西蓮寺住職
38年の教職生活を基に、市議会議員2期務めさせていただきました。
現在住職の傍ら健全な青少年の育成を願って、"明るく・楽しく・元気よく"をモットーに、スポーツ少年団バレーボールチーム「長浜パンサーズ」の指導をスタッフと共にしています。
練習会場は長浜小学校体育館で週2回(土・日午前中)です。
現在長浜市内51名の男女児童が参加しています。
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