小中一貫教育
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2009/01/20 15:57
今日(20日)の各新聞に「横浜市全491校が小中一貫教育」を2012年度から導入することが掲載されていました。
これは07年度より11ブロック(小中28校)をモデル校として一貫教育に取り組んでおり、ある程度成果と課題が見えてきたから本格的に取り組むものです。
小中一貫教育の利点は沢山有りますが、特に学校間で出前授業や部活動・行事等を通して教師が交流し子どもの情報を共有することで、中学校に入学したばかりの生徒が学校になじめず不登校に陥る「中1ギャップ」の解消に大いに役立つことがあげられます。
一方、子どもにとっても小学校から中学校への移行によって生じる心理的負担も大いに軽減されます。さらに「根を養えば樹は自から育つ」といいますが、9年のスパーンの中で心をじっくりと育てることが出来ます。
長浜市の不登校の現状は減少傾向にあるといっても、全国平均、県平均を上回っています。
私は、長浜市においても一刻も早い小中一貫教育への取り組みを望むものです。
地教委の管轄は幼稚園・小学校・中学校です。従って、私は小中ではなく12年間の「幼・小・中一貫教育」であればさらに成果は大であると考えています。
コメント
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2009/01/20 16:30少し趣旨は異なるのですが、私の住んでる所は北小学区なのですが、中学校は西中学区です。昔と異なり中心市街地の人口が減り、北小から西中へ進学する生徒はごくわずかとなりました。社交的な子は友人が増えると喜んでいますが、なかなか雰囲気になじめず、いじめの対象になる子もいると聞きます。西中学区は北小から長小に学区変更してもよいのでは、と思いますが...
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2009/01/20 16:41油甚さんに同感です。
なじめない子は大変だろうなと思います。
勉強どころでなくなりますもの -
2009/01/20 21:45油甚さんまーぼーさん有り難うございます。
学区の問題ですがその必要は感じています。特に一貫教育を考えるとその必要があります。
ただ長小は県下最大規模の状況です。南郷里の3中学に別れる状況もあります。従っていずれ校区の再編が必要になるのではないかと考えています。
ただ一筋縄ではいかない問題でもあります。 -
ぼてじゃこ2009/02/02 23:56小中一貫は進めるべきだと思います。
義務教育は15歳の学力を保証することが使命であると考えています。
現状では、中学校への進学した児童の学力の定着状況について「小学校は何を教えていたのか!」などの話が出てきます。
現状の小中一貫では、行事などの交流にとどまっていますが、先進的に取り組んでいる地域では、教員の授業での交流がされています。形式だけ(行事の交流だけ)の一貫教育ではだめだと思います。授業の交換や学校経営も含めて連携を考えていく必要があります。例えば、中学校の数学の教員が、小学校6年生の算数の授業を担当する。子どもの実態を理解することができるし、子どもにとっても違和感なく中学校の授業に取り組むことができます。
残念ながら、なかなかこういった視点を持てる教育委員会は少ないですね。制度的には、何ら問題ないですが、コーディネートする組織およびスタッフが必要です。このあたりに予算をつけることができれば可能でしょうね。教育委員会の強い姿勢がなければだめですし、財政当局の教育への関与はさせてはいけません。
校区は当然、再編成が必要です。全市内2小1中への移行が前提ですが・・・。
政治的な手腕が問われる問題だと思いますが、大阪府寝屋川市が実施しました。そうした前例を参考に長浜でも検討されればとと思います。 -
2009/02/03 07:33ぼてじゃこさん有り難うございます。
20・21年度びわ中学校区で小中一貫教育への取り組みをしています。
私は幼小中一貫教育への移行を強く訴えている者です。小中一貫教育によって不登校が無くなり学力も大きく向上した学校を知っています。
長浜市も全中学校区で一刻も早い取り組みが必要です。
それによって小学校区の見直しと旧浅井町の2校への統合が必要になります。