ダッチロール
今朝(19日)のいずれの新聞も、1面は「田中法相来週中に辞任」の見出が踊っていました。
法の番人と云われる法務大臣田中慶秋氏は、「外国人献金問題」に続いて「暴力団との癒着問題」が発覚。これについて報道では、
“暴力団とは稲川会系指定暴力団組長で、その宴席で挨拶をしその後複数の幹部と交友があった。特に稲川会系暴力団幹部で神奈川県で一、二を争う規模の会長とは極めて親密で仲人まで務めた。”
次に、復興予算19兆円?は復興税として国民から徴集するものですが、全く関係がないと思われるところに多額の予算が配分されていることが発覚しました。
気になるのは、総額72億円の青少年国際交流事業に流れた金の内訳です。この内「日中友好会館」に14億6800万円、「日韓学術文化青少年交流共同事業体」に6億3400万円、計21億円が中韓関係に流れました。
「日中友好会館」の館長は親中派で知られる江田五月民主党参議院議員、役員は文科省OB。「日韓学術文化青少年交流共同事業体」の日本代表は内田富夫外務省OB。復興予算を国会議員と天下り官僚、そして中韓の若者で分け合う構図になっています。臨時国会で徹底的にこの問題も追及していただきたい。
野田首相は様々な問題等での任命責任等が問われることはもとより、政権党である民主党の姿は今やダッチロール状況です。一刻も早く解散総選挙を実施していただきたいものです。
但し、09年の総選挙の政権権交代を煽った日本のメディアは今日の状況をどのように見ているのでしょう?云いっぱなしで責任を取らないのが日本のメディアなのでしょうか?
メディアといえば、「ハシシタ」発言と今更「部落差別」を取り出す朝日新聞は、今後人権を語る資格は全く喪失したものと思います。
前長浜市長川島信也氏もブログで発言しておられますが、朝日新聞とその関係出版社は即刻廃刊にすべきです。
コメント
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国家安康2012/10/21 18:45「09年の総選挙の政権権交代を煽った日本のメディアは今日の状況をどのように見ているのでしょう?云いっぱなしで責任を取らないのが日本のメディアなのでしょうか?」とはどういうことでしょうか。
当時の報道内容に虚偽の内容があったのでしょうか。
当時も今も問題があるとすれば、政局報道が大きく、国民が知るべき法案を掘り下げた報道が小さく、いつの間にか通っていることです。
政治の結果責任をメディアも追わなければならないのでしょうか。
責任をとるとしたらどういう責任の取り方になるのでしょう。
よくわかりませんので、ご教授ください。 -
2012/10/22 10:18国家安康さん、有り難うございます。
総てのメディアがそうだったとは云いませんが、メディア社会研究会(主査;遠藤薫)も「09年のテレビ(新聞もそうだったと思いますが)は民主党優勢の影響を受けた報道内容だった」と分析しています。
私は「「報道ステーション」をよく見ますが、当時政権交代を煽るような傾向が強かったように思います。
結果は今日の状況なのですから、せめて「お詫び」くらいがあっても良いのではないかと思うのです。なぜなら、国民は橋下徹市長のような発言力がないのですから。
私は、一般新聞は政治問題についての報道は常に中立であるべきだと考えています。理由は、内容を読者が判断すればいいことですが流される国民も多いと思うのです。
過去、本多勝一の「中国の旅」や吉田清治の「従軍慰安婦」といった虚偽の報告を記した朝日新聞の記事が、どのような結果を招いたかと云うことを忘れてはならないと思います。