サイバー戦争
2月23日付けの桜井よしこ氏のブログ、「専守防衛ではサイバー戦争に負ける」を興味を持って読みました。
“「このままでは日本は戦いに負けます。21世紀の戦い、サイバー戦争には完全な勝利か惨めな敗北しかありません。・・・。」こう語るのは陸上自衛隊でサイバー戦部隊「システム防衛隊」初代隊長を務めた伊東寛氏である。・・。
「20世紀の戦争は制空権を持つ側が勝ちましたが、21世紀はサイバー空間を制する側が勝つのです。サイバーは従来の戦争の概念を全くと言っていいほど変えたのですが、それに対して、先進国中、最も備えの整っていないのは日本です。」・・。
日本以外の国々は中国同様、攻撃と防御の両面から全力を投じてサイバー戦への備えを整えつつあるが、日本ひとり、動きが非情に鈍い。・・・。この危機感のなさは現行憲法に由来すると伊東氏は喝破した。・・。このままでは日本は本当に敗北する。”
サイバー問題は今更の問題ではなく、10年以上前から言われていました。自民党も現政権もこの問題にどう対処しようとしているのでしょう?
過去、日本も防衛省のみならず三菱重工も被害に遭っています。政府はどのように考えているのでしょう?
結局、日本国は未だ自立していないのです。自立国家であれば自国の防衛は自国の責任においてするものです。しかし現実は・・・・。