獅子身中の虫
今日(24日)の読売新聞1面、“議員口利き 全面公開へ”の見出しが目に飛び込んできました。要点を以下に記します。
“橋下大阪市長は23日、市職員に対する議員からの全ての要望や口利き、応対した職員の感想などを記録し、情報公開する制度つくりを検討するよう、関係部局に指示した。
同日、市長に寄せられた職員からのメールで、市長が代表を務める「大阪維新の会」の市議団について「議員の力を借りて詰問してくる」などと批判(一番程度が悪く要求が露骨になり、無理強いが多くなっている)されたことを受け、改善策として打ち出した。
・・・。応対した職員が面談の感想などを任意で記録し、公開する仕組みも検討。”
(長浜市も職員をその職場で、または、自宅に呼び出し詰問する議員がいると聞きます。真実であれば、市も大阪市に学ぶべきです)
早速ほころびが出てきたように思います。何せ先の府議会さらに市議会の「維新の会」の全ての議員が厳しい選考を経ているとは思えません。
これでは維新の会の「獅子身中の虫」となるでしょう。今日早速、所属議員を集め注意喚起するとのことですが、身に付いたものがそう簡単に取り除けるとは思えません。
政治塾に3,000人を超える応募があったとありますが、その人選には慎重を期していただきたいと思います。坂本龍馬は維新に向けての人選を間違えませんでした。
橋下氏には国民の期待を裏切らないでいただきたい。過去にも述べたように、己を顧みないで時流に乗ろうとする輩が沢山いるのですから。